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** 文化浴の森 情報便 **

平成30年6月2日(土)第63号

 

* 思わず行ってみたくなる♪文化浴情報

ようこそ新緑の別世界へ・・・

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* 身も心もイキイキ!文化浴&ウォーキングコラム

◆生活習慣を変えたYさん

死ぬのかも・・・身長170センチ、体重70kgあったYさんが、なんと40kgを切ってしまった。それは35歳頃。

不摂生な生活習慣が原因で痩せこけ、誰もが不治の病と思い、本人もそう思い込み、落ち込み過ぎて、更に痩せこけたという。

そこで健康劇が始まった!さまざまな本を読みあさり、健康法を試し、生活習慣を変えたという。そして5年で大体のことが掴めたそうだ。

現在73歳のYさんの健康診断結果を見せてもらったが、なんとオールA。生活改革してから長年意識していることは、「息食動想環(そくしょくどうそうかん)」だという。

◆息食動想環とは

息(呼吸) 食(食事) 動(行動) 想(想い・考え方) 環(環境)

「息食動想環」は、明治生まれ仙台の医師、橋本敬三(1897-1993)が、民間伝承の健康法を自ら実践し、自分の肉体の変化から掴んだ健康法「操体法(そうたいほう)」の哲学だ。

どんな呼吸をして どんな食事をし、

どんな行動をして どんな想いや考えをするのか。

そして・・・ どんな環境に身を置くか。

それぞれ相関関係にあって、常に繋がり補い合って、心身のバランスを維持しているから、どれか1つが高まれば、他も高まり、1つが崩れると他も崩れる。それを「同時相関相補連動性」という。

◆息食動想環のポイント

そのバランスの基準は「快」。つまり気持ちが良いということ。

その「快」は60点くらいがちょうど良いという。どれか1つが飛びぬけ100点ではなく、すべてが万遍なく合格ラインというのがイイ感じというわけだ。まさに自然療法の哲学。

Yさんが最も大事と言われたのが息(呼吸)。息(イキ)は生(イキ)ル根源だ。根源ゆえに、息の仕方で日々、ひいては人生が決まると言っても過言ではない。

息は吸うより吐くことを多めにすることがコツだ。歌うことや読経はおススメ。読経でアトピーや喘息が治った話もよく聞く。

食(食事)は、穀類菜食:動物食=7:1の割合が良いという。人間は進化の過程で動物食から植物食へと変わっていったという。その証拠が上下32本の歯にあり。

歯の構成は臼歯(20本):犬歯(4本):門歯(8本)=5:1:2。臼歯は穀物をすり潰す歯、犬歯は肉類を噛む歯、門歯は野菜を噛み切る歯だから、それに準ずるのが自然というわけだ。

動(行動)のコツは、気持いいことは体にいいという感覚。息を吐きながらふんわりと、自分の体にとって快か不快かを判断して体を動かせば、それでいいそうだ。

例えば笑顔。最初は作り笑顔であっても、口角を上げていれば、脳内ホルモン「セロトニン」が増えて幸せ!元気!になることが科学的に証明されている。

想(想い・考え方)は、いつも気持ちのよいことを考えること。そうすれば脳内ホルモンが湧き出てきて、免疫力を強化する。

最初の4つ「息食動想」は自分次第で何とかなる。しかし、環(環境)だけは相手があることで、一見、自分次第というわけにいかない。

できれば変えられる環境は、変えてみる努力を。不快な場所や関係からは逃げて、快の場所や関係を多く持つ。旅行、転職、引っ越し、結婚、離婚、転校など。

そして意外にも、「息食動想」という内なる自分を変えることで、自分を取り巻く「環」も変わるという。

◆今のあなたはそれぞれ何点?

「息食動想環」で人生は決まる。

今週末は少し立ち止まって、それぞれの快適さが何点くらいか?チェックしてみてはいかが?

 
 
 

** 文化浴の森 情報便 **

平成30年5月26日(土)第62号

 

* 思わず行ってみたくなる♪文化浴情報

こんなところにも愛がキュンキュン!!

//bunkayoku.com/point/2018/04/post-80.html

 

* 身も心もイキイキ!文化浴&ウォーキングコラム

◆外反母趾になっていませんか?

外反母趾とは、足の親ユビ(母趾)の付け根が足の外側に押し出され、"くの字 " に指が変形する状態を言います。内反小趾は小ユビ側が同じように変形する状態を言います。

痛みが発生しない間は外反母趾や内反小趾に気づいていない人、気にしない人も案外多いものですが、靴が合わなくなり、足元が不安定になるため、膝や腰に負担がかかり、血流も悪くなります。

最初は痛みがなくても、だんだん曲がりが大きくなり、やがて歩くだけで頭へ突き抜けるような痛みが発生する場合もあります。

◆ヨーロッパの外反母趾事情

今から200~300年前。ヨーロッパでは一般市民に靴が普及するようになりました。200~300年前といえば、日本は江戸時代ですから、まだ草履や草鞋を履いていた時ですね。

その頃、ヨーロッパの人々は外反母趾に悩まされていたといいます。何故なら、靴に対する知識がなかったから。適当に買って、適当に履いてしまって、足を悪くしていたのです。

そこで当時のヨーロッパ人は、これではダメだ~!!ということで、消費者が知識を身につけ、靴を買う時は多くの時間を費やすようになりました。

ですから今では靴をいい加減に買って、いい加減に履いていたら体に悪いということが常識となっています。そして、親が熱心に時間をかけて、靴を買う姿を子供が見て育ち、自然と親から子へと靴選びの知識が受け継がれているといいます。

「これを屋外で履くのは体に悪いから、室内用として会場まで持って行って履き変えましょう」なんていう、用途に応じた履き替え習慣も当たり前に学ぶわけです。

◆日本の外反母趾事情

日本人が靴を履くようになったのは、今から約70年前。戦前は医者でも外反母趾を知らない人がいるほど、外反母趾は稀の症状だったといいます。そして靴が普及するようになった1950年代、日本でも外反母趾に悩む人が増えました。

そして今・・・

いかがでしょう?見た目重視で靴を選んでいませんか?何となく楽そう、何となく合っているようなサイズを自己申告で店員さんに伝え、適当に買っていませんか?

おそらく、靴文化幕開け時代を生きてきたあなたのお母様は、靴選びの基準を持っていなかったはずです。外反母趾とは無縁もしくは、ちょうど外反母趾に悩みはじめた世代ではないでしょうか?

日本は遅れています。ヨーロッパ事情からみると、そろそろ基準を持って靴を選ぶ時代です。親から子へ、自然と靴選びの家庭教育が行われる時代への過渡期なのです!

靴の選び方、学ばなあかんわ~!!そう思ったあなた。さぁさぁお気軽に、私、澤野までご相談くださいな♪♪懇切丁寧にお伝えいたしますからヾ(*´∀`*)ノ

↓ご相談はこちらから

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健康への近道は足元にあり!!

参考:goo スローライフ(NTTグループポータルサイト)より、AFA福井健太郎先生・取材記事

 

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** 文化浴の森 情報便 **

平成30年5月19日(土)第61号

* 思わず行ってみたくなる♪文化浴情報

 

あなたのエネルギーバランスは・・・OK?!

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* 身も心もイキイキ!文化浴&ウォーキングコラム

◆姫は・・・なぜ?

深い余韻に浸りながら・・・思わずエンドロールに涙が溢れました。

おはようございます! ご覧なられましたか? 昨夜の金曜ロードショー「かぐや姫の物語」。

2018年4月5日にお亡くなりになられた、高畑勲監督追悼作品。スタジオジブリ制作。

日本で最も古い物語といわれる「竹取物語」を題材に、完成までに8年かかったという、高畑勲監督の集大成とも言える作品です。

やさしく美しい水彩画のタッチが、一層心に沁み入りました。

ものがたり・・・今は昔、竹取の翁が見つけた光り輝く竹の中からかわいらしい女の子が現れ、翁は媼と共に大切に育てることに。

女の子は瞬く間に美しい娘に成長し、かぐや姫と名付けられ、うわさを聞き付けた男たちが求婚してくるようになる。彼らに無理難題を突き付け次々と振ったかぐや姫は、やがて月を見ては物思いにふけるようになり......。

かぐや姫はなぜ、地球に生まれ、急成長し、男を次々と振り、月へ逝かなければならなかったのでしょうか?謎につつまれています。この物語を描いた作者は何を伝えたかったのでしょう?高畑監督は何を伝えたかったのでしょう?

◆「かぐや姫の物語」は、まさに受信の日本文化

以前の文化浴情報便(2018/3/17第52号)で、西洋文化は「語りなさい、主張しなさい」と『発信』に重きを置くのに対し、「聴きなさい、汲み取りなさい」と『受信』に重きを置くのが日本文化・・・というお話をしましたよね。

受信というと、控えめな、弱々しい、ひっそりとしたイメージですが、実はその逆で。というのも受け手は、かすかな発信をキャッチするために、おもいっきり受信能力を高める必要があるからです。

つまり、積極的に五感を働かせないと、自分を取り囲む世界を感じられないわけです。

待ちの姿勢では、いつまで経っても発信メッセージを聴き取れず、汲み取れず、そこにある感動や愛、安らぎを味わうことができないという話。(朝野玲子著『旅で深める癒しのカウンセリング ゲシュタルト療法と"和"の治癒力』参照)

まさしく!!「かぐや姫の物語」のこの余韻は、日本文化のなせる業だな~と感じています。

これがメッセージだ!と主張するわけではなく、かぐや姫を通して、受け手の心の中にある何かをくすぐって、何かを示唆してくれているようです。

因みに私は、ありのままの命の姿、愛や悲しみ、美しい日本の原風景・・・今この地球で私自身が生きていること、それそのものが摩訶不思議だな~ということを実感。人生の記憶が宝のように感じられました。

原作竹取物語よりも、謎解きのヒントというのでしょうか、監督をはじめとする制作者の、世代を越えて理解されやすい解釈が溢れていたので、観やすく汲み取りやすかったです。

特にエンドロールに流れた歌、「いのちの記憶」に集約されているように思いました。

◆「いのちの記憶」抜粋

あなたに触れた よろこびが 深く 深く このからだの 端々に しみ込んでゆく

ずっと 遠く なにも わからなくなっても たとえ このいのちが 終わる時が来ても

いまのすべては 過去のすべて 必ず また会える 懐かしい場所で

いまのすべては 未来の希望 必ず 憶えてる いのちの記憶で

高畑勲監督・・・ありがとうございました。

 

◆いよいよ本日です!

さぁ、本日は奇しくも、そんなかぐや姫のモデルといわれる小野小町に、時空を越えて逢いにいく、京都文化浴さんぽです♪

小町の人生もやはり、謎に包まれています。小町が晩年を過ごしたと言われる小野の文化を浴びながら、時空を越え、謎解き、驚き、酔いしれましょう!

小町を含む3人の女性の後世に語り継がれる人生から、あなたの人生を感じるヒトトキ。

頭ではなく五感を使って・・・その記憶が、深く、深く、あなたのからだの端々に染み込んで、過去、現在、未来・・・すべてがひとつに☆

 

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** 文化浴の森 情報便 **

平成30年5月12日(土)第60号

* 思わず行ってみたくなる♪文化浴情報

世界中からの人がごった返す嵐山ですが、ここはオンシーズンでも、昔と変わらずのどか。

私にとっては幼い頃のキラキラの思い出が詰まった、心のふるさと。 静かで雄大なこの空間が、ゆっくりと思い出させてくれる。

//bunkayoku.com/point/2018/04/-0083.html

* 身も心もイキイキ!文化浴&ウォーキングコラム

■装飾文様はパントマイム

文化浴案内人として、文化財全般、あんな道こんな道、隠れ名店など・・・様々な解説をさせて頂いていますが、あえて私の専門分野をいいますと、社寺建造物の美術装飾。古建築の塗装や装飾です。今でいう外壁アートやインテリア装飾になります。

現代のそれらは、センスがいい、カッコいい、可愛いといった基準でデザインされることが多いと思いますが、昔の装飾は違います。

特に社寺空間に用いられるデザインは、人のためのみならず、神仏への捧げものとして描かれていますから、思い入れが深く、意味が深い。しかし、時が経った今、その意味がわからなく、消えつつあるものも少なくありません。

そこで昔への謎が広がり・・・何故そこにそれが描かれているのか?この飾りとこの場との因果関係は何なのか?じっと見つめていると・・・古人の心が見え隠れし始めます。

そして、おもむろにスマホで調べる・・・と、その時点でオオ~~ッと分かることもありますが、表面的な情報しか得られないことも多々。

謎を抱えたまま・・・ある時ふと、全く関係のない事柄から、謎解きのヒントが見えてくる時が、一番面白いのです!

そう、装飾文様は、まるでパントマイム。謎解きタイムに知的好奇心が触発され、面白さの神髄に迫ることができるのです。

■葵のご紋

例えば二葉葵。

来週の15日は葵祭。下鴨、上賀茂両神社のお祭です。総勢500名を越える人が平安絵巻さながらに、京都市中を優雅に練り歩く京都最古のお祭。

賀茂社と同じく、京都最古の松尾大社の神紋も二葉葵。「この紋所が目に入らぬか~!」でお馴染みの徳川家の家紋も二葉葵。

古来、二葉葵は五穀豊穣の象徴とされてきました。順調な収穫を祈り、祭の行列にも葵の葉を飾りたてて巡行します。

五穀とは時代や地域によっても変わりますが、米・麦・粟・キビ・豆を表すのが一般的です。

なぜ?

山地の林下に生える多年草の二葉葵が、なぜ、五穀豊穣の象徴なの?

なぜ?

三穀や八穀でなくて、なぜ、五穀なの?そんな謎が湧いてきます・・・

五穀と二葉葵、そして京都の古社寺との因果関係がよくわからぬままでした。しかし最近ふらっと入った町角のカフェで目にした冊子に、その謎を解く鍵を見つけた気がしたのです。

■焼畑農業

現代では農業というと水田と畑作のみが重視され、焼畑農業は殆ど語られてこなかったのですが、実はこの焼畑、全国殆どの山間部に広く分布していたようです。古くは縄文時代から行われ、近世でも全国に24万ヘクタールも焼畑面積はあったそうなのです。しかし昭和30年代にはほとんど姿を消しました。

焼畑農業は、山の草木を切って枯らしてから焼き、その焼き跡の灰を肥料に作物を栽培する方法で、焼いた初年から2年目、3年目とそれぞれに適した作物に変えながら、おおよそ4~5年くらいを一区切りとして終えます。

その後は再び草木の生えるままに放置して自然の山に戻し、地力の回復した10~20年後再び焼畑として用いるという、何世代にもわたる営みです。

基本的に水田や畑作といった灌漑農業は、人間が完全にコントロールする手法ですが、対する焼畑は、作物を上手くローテーションさせて、人間が自然に参加していく農耕法なのです。

■二葉葵の謎解き

そこで、あくまでも私の自論ですが、4~5年の焼畑農業ローテーションに、五穀が見えてきたのです。

五穀の種類は地方によって微妙に違うと言います。それも畑作と因果関係があるならば、地方によって作物は違っていても当然で、理にかなっています。

山際に鎮座する京都最古の松尾大社、そして上賀茂神社。灌漑農業以前からその周辺で焼畑農業をしていたかどうかは、私にとってこれからのフィールドワーク課題ですが、山地の林下に生える多年草、二葉葵が、焼畑農業とペアになって見えてくる気がするのです。焼畑のために切って枯らす草木の中に、二葉葵があってもおかしくありません。

もしかすると、生命力の強い二葉葵は、焼き尽くした後でさえも、日陰でさえも、素直にすっくと、可愛い二葉を古人に見せてくれたのかもしれません。その生き様に願いを託し、焼き尽くすことに敬意をはらい、古人が五穀豊穣を祈った情景が浮かんでくるようなのです。

もしも何かご存知の方がいらっしゃったら、ぜひお教え下さ~~い\( 'ω')/

■これからの日本人の生き方

最後に、焼畑農業の存在を気付かせてくれた冊子「龍谷 2016 NO.82」の中の対談文が、とてもよい内容だったので、一部ご紹介しておきます。

霊長類研究者であり京都大学総長の山極壽一氏と近年新設された龍谷大学農学部・学部長の末原達郎氏の対談です。

・・・・・

山極:いま、日本人の生き方について、戦後三度目の新しい波が来ている気がしているんですよ。第一波はアメリカ文化を夢見た70~80年代の高度経済成長期。次が日本の伝統や古い調度品が見直された80~90年代。そして21世紀になって、今度は暮らしを総合的に再検討する波が来ている。和食を文化遺産にしたり、農業を見直したりというのもその一環だと捉えています。

末原:実はこの農学部への反響はとてもよく、たしかに波を感じます。少し広く言うと文明の転換点にさしかかっている。それはやはり現在の生活や社会への疑問、危機感からきているのでしょう。

山極:この機械文明のなかで、生活に密着した自然との営みが人間の精神的な支えをもう一度回復してくれることへの期待があるわけです。AIなど技術の飛躍的進化の反動として、振り子が両極端に大きく揺れているのですね。

日本は経済大国と言われながら、食料自給率が40%に満たない。しかも人口は減っていく。危機的状況は深刻です。そのときに、末原さんが言った焼畑農業や「講」のような、共同体的な社会のあり方がもう一度復活してこないといけないのですが、機械化、効率化、経済化が行きすぎると、そのときにやるべき作業が残っていない。せめて身体を使って通じ合っていないと、人間がつくりあげてきた社会性は消失してしまうと思う。

末原:今は難しい時代ですが、逆に変化のきざしもある。我々の時代も別の意味で危機的な状況があり、そこで既存の枠組みを突破する新しいチャレンジができた。今もそういう時代で、今後ますます開拓力が必要とされていくでしょう。若い人には周囲に惑わされず、思い切ってチャレンジをしていってほしいですね。

・・・・・

5月は田植えの時期。新緑や、いにしえの装飾に文化浴して、遥か彼方に透けて見える文化から、過去・現在・未来の季節を・・・感じていたいと思う。

 

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2018年6月16日号「リビング京阪」にて掲載されました♪

正しい歩き方を身に付けて、いつまでも美しく、健康的に...大人のおけいこ一緒にしましょう!

枚方市、寝屋川市、交野市、八幡市、京田辺市の皆さん、紙面をご覧下さいね。

 

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** 文化浴の森 情報便 **

平成30年5月5日(土)第59号

* 思わず行ってみたくなる♪文化浴情報

山吹の季節は終わりましたが・・・ 日本の原風景が四季折々いつも、ここで迎えてくれますよ。

//bunkayoku.com/point/2018/04/post-77.html

 

* 身も心もイキイキ!文化浴&ウォーキングコラム

おはようございます!! 元気ですか~!!!

ゴールデンウィークも終盤ですね。 何となくだるい・・・憂鬱・・・そんな気分ではないですか?大丈夫? もしも今朝の目覚めが、だるいな~という感じならば、その原因は、カラダのゆがみ、クセかもしれません。

◆五月病になる前に!

現代人は特に、仕事はデスクワーク、家ではテレビやインターネットと、座りっぱなしの時間が非常に長いですから、要注意!何故なら、カラダは座っている時にゆがみやすいからです。

もしも背中を丸めたり、足を組んだり、ソファーに埋もれるような姿勢で長時間過ごしていると・・・腹筋をはじめ、腰回りの主要筋肉を使わなくなります。

そうすると、歩く時、全身が正しく動かなくなり、脚力だけで歩いてしまうことになります。脚力だけで歩き続けていると、ゆがみやクセがどんどん深まる負のスパイラル。

GW明けまで不調を持ち込むと、「五月病」になりかねません。休みのクセは休み中にスッキリ取っておきましょうね!

とにかく座り姿勢、立ち姿勢を正すだけで、普段眠っている筋肉に刺激が与えられます。ダラ~としたクセやゆがみが強い人ほど、姿勢を正すと相当な違和感を覚えるでしょうが、3日も姿勢を正しくすれば、カラダは慣れて、気にならなくなってきます。

◆朝のストレッチ

さぁ、一日の計は朝にあり! 姿勢を意識しながら、ストレッチしましょう!

朝ストレッチをすると、全身に酸素が行き渡り、基礎代謝が上がり、脳もスッキリ!姿勢もバッチリ!日中の身体の軽さが変わってきます!便秘解消!ダイエット美容効果アップ!冷え性改善!むくみ改善!イイコト尽くめ!

ストレッチは簡単でOK!以下に簡単におまとめしています。呼吸は止めないでトライして下さいね~!頑張り過ぎず♪

1両手を天に蹴伸びのポーズ(腕は耳より後ろ。おなかの筋肉を伸ばしましょう)

2伸びをしたまま、上半身を左右に捻じる

3後頭部を両手で抱えてグーっと押し下げる(首の後ろから背中を伸ばすイメージ)

4両手を壁に付けて片足を引くポーズ(ふくらはぎを伸ばしましょう)

5両手を地面にお尻を天に深々地球にご挨拶!(ふらつく人、高血圧の人は気をつけて!尻~裏太もも、そして、ふくらはぎが伸びるのを感じて下さい。)

ぜひ、明日も明後日も・・・少しでも毎日の習慣にしてくださいね。

 

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平成30年4月28日(土)第58号

* 思わず行ってみたくなる♪文化浴情報

あぁ川の流れのように・・・ ゆ~るやかに、 いくつも時代を越えて・・・

いただきます!ごちそうさま! って言える毎日でありますように☆

//bunkayoku.com/point/2018/04/-0081.html

 

* 身も心もイキイキ!文化浴&ウォーキングコラム

「毎朝午前3時頃、父が仕事をはじめます。

そして僕、次に母。それから7時ごろになると、おばちゃん達が出勤します。8時頃には作業が終わって、配達にバタバタします」

・・・ある日の午前5時。東本願寺門前町ツアーで訪れる豆腐屋さんへ、特別に許可を得て、お豆腐作りの現場へお邪魔させて頂いた。

昔ながらの製法で作られるというそのお豆腐が、あまりにも美味しくて。作り方をこの目で見たくて。そして、その様子を伝えるための画像と言葉を求めに行った。

◆お豆腐作り

豆腐作りが繰り広げられる店内には、昼間には流れていないラジオが流れる。意外にも静かでゆっくりとした現場。

「前日に漬け込んだ大豆の水を抜いて、磨り潰します。磨り潰された大豆はあの機械で炊きます」

湯気と共に大豆の甘い香りが店に充満する。大豆ってこんなに甘い香りやったっけ?!驚くほどに深く甘い香りに鼻が騒ぐ。

「飲みぃ」とお母さんに差し出された出来立てホヤホヤの豆乳をいただく。

あったか~い・・・ゴクッ・・・おいしい~!体の中にイソフラボンが染み渡る!!

「炊けたら、豆乳とおからに分けて、豆乳は漉して冷まします。冷ますのは急激にせず、自然の温度で冷まします」

人間都合ではなく、豆乳の呼吸に合わせて冷めるのを待つ。それを焦らせちゃあ美味しいものはできない。だからゆっくりとした時の流れが大事。

大きな型に流し込まれた豆乳によせこを素早く混ぜ合わせ、表層の泡を取る。少し置いて、予め型に敷かれた布で水分を保ちながら締めていく・・・

型から抜き出された大きな豆腐のかたまりは、井戸水の浴槽の中で、全身全霊集中力を高めたお父さんが、豆腐包丁でメスを入れる。

一丁毎、寸分違わずパックにスッポリ手入れられる豆腐。小さなベルトコンベアーに乗せられると、カタカタカタカタとラッピングされていく・・・

◆ 創業93年の味

何十年繰り返されてきた、リズミカルな動き。家族ゆえの絶妙な阿吽の呼吸が一丸となって、手作り豆腐が生まれる。60過ぎのお父さんの背中は、すでに丸い。

「作業台は背の低い母に合わせて作られたので、それに合わせて作業してきた父の背中は深く丸まってしもたんです」

「創業93年です。あと2年で95年。何とか豆腐作りを残していきたくて、会社を辞めました。兄も子育ての学費に目途がついたら戻ってくる予定です」

「地元の学校給食や料理屋さんに卸してます。お勤め帰りの人にも買ってもらいやすいように、店は夜の8時まで開けてます」

そう話す息子さんはイソフラボン効果だろうか?ぷるんぷるんの美肌だ。

「どうぞ!召し上がって下さい」

差し出されたおぼろ豆腐。午前3時から丁寧に作って下さる姿を見て、手を合わせずにはいられない。

「いただきます!!」

豆本来の味がお口の中から喉を通って、お腹にじわ~ッと広がる・・・

うんッま~~~い!!!

口先だけをごまかす味ではない。お腹の底までやさしく満たしてくれる味。この目で耳で鼻で肌で感じたすべての記憶が、味に集約された五感のドラマだ。

京都駅からすぐ近くのお豆腐屋さん「並河商店」。

「余計なものを入れない、昔ながらのお豆腐なんで、若干日持ちが短いですが、その分安心安全ですし、素材本来の味を楽しんでいただけます」

気付けば、店の外は白ばみはじめた。

「いらっしゃいませ!」「豆腐一丁下さい」「はい!ありがとうございます!」

地元の人に愛される、並河商店の営業時間がはじまる。

素晴らしい文化浴の朝だった。

◆ 並河商店(ナミカワショウテン)

■ 豆腐各種 一丁 190円 ■ 油揚げ 一枚 190円 ■ 豆乳(500ml)一本 200円

住所:〒600-8152 京都市下京区東洞院通正面上る筒金町50 電話番号:075-371-1722 営業時間:6:00~20:00 定休日:日曜、祝日

https://shimo-higashi-kyoto.mypl.net/shop/00000352850/

 

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