「文化財を護る古建築の現場」漆の魅力を匠が語る
京都文化浴大学は毎月第2第4火曜日開催♪♪
2019年12月10日(火)の京都文化浴大学の午前の授業は、、、
我らが代表、澤野ともえの父でもある澤野道玄先生の会社「株式会社さわの道玄」から、
現代表の長屋進さんをお迎えしての講義からスタート。
長屋先生がサラリーマンから職人の道へ飛び込まれた経緯(地に足をつける=手に職をつける)や、
文化財修復の実情(国の予算で進むが、実際の維持管理は所有者にあること)、文化財保護への想いなどなど・・・
対談形式でのお話しを伺うことで、【漆】という大切な日本の文化について改めて知ることが出来ました。
これからの街歩きで、私たちは古建築の見方が随分と変わっていくのではないでしょうか。。
後半は先生の手ほどきを受け、実際に漆を塗ってみる体験を!
さてさて~~~初の経験!みんなどうかな~~
お~~~!!!なかなかのセンス☆彡
新たな職人誕生かっ!!
いやいや、やっぱり先生のようにうまくは行ませんね。。
匠の技に一同感激!
長屋先生ありがとうございました^^
受講生の声と共に様子をお届けします♪
・・・・・
匠の話は、おもしろいですね。コアな話が興味深いです。仕事として成り立ち、継続していく
むずかしさ、でもこれが大事‼本音トークも楽しかったです。実演は百聞は一見にしかず!
「株式会社さわの道玄」のお話、私も実家が自営の家で育ち結婚後も自営なのでうんうんと
うなずけるところがたくさんありました。道玄先生、長屋さんの文化財に対する熱い想いが
伝わりました。
漆塗の実演 匠の技!パティシエ?ショコラティエのようですてきでした。
株式会社さわの道玄の奥細い所までよくわかり良かった。漆塗のわざは素晴らしかった。
なかなか実際に目にできない漆の実演もよかった。文化財を観るときは、所有者、文化庁の係、
職人さんの気持ちにも思いをはせて行きたい。
漆の持つ不思議さ 漆の実演を経て漆塗の工程の多さをみて驚き、良い経験ができた。
漆のにおい、はじめて。においがあったとは知らなかったです。体験で漆が身近に感じました。
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日本に西洋音楽がやってきた・・・愛唱歌で脳の若返り
京都文化浴大学は毎月第2第4火曜日開催♪♪
11月26日(火)の午前の授業は・・・
歌と朗読により「いのち」「平和」「子育て」などのメッセージを伝える、うた語り
という独自のスタイルで講演活動をされている、中橋怜子先生の講義でした。
信長や秀吉が西洋音楽を聴いていた!という、思いがけないお話しや、当時のヨーロッパと日本の
音楽との違いなどをわかり易く説明してくださいました。
授業の合間にCDで聴かせて頂いた、グレゴリオ聖歌の美しいこと♪♪♪
まるで天使が降り立ったよう・・・
神聖なるこの護王神社で聴く歌声が今でも耳に残ります。
後半は歌の力を活かした脳トレ講座。
『アルプス一万尺』の歌詞(7番)をイメージを浮かべて覚え、暗譜で歌ってみました。
これぞ正に!脳トレ!!
先生曰く、「わたしは絶対に皆さんをぼけさせません!!!」と。笑
なるほど、歌詞を覚えようと小さな努力をすることが脳の活性化につながっているのですね。
そして何と言っても、みんなで声を出すたのしさ♪♪
先生に大切なことを教えて頂いた講義でした。
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海外から見た日本庭園の魅力
京都文化浴大学は毎月第2第4火曜日開催♪♪
11月12日(火)の午前の授業は・・・
庭園デザイナーの烏賀陽百合(うがやゆり)先生による、日本庭園の魅力についての講義からスタート。
京都生まれ、京都育ちの烏賀陽先生。「バリバリの京都弁でお話しさせていただきます~」と
はんなりトークが始まりました。
先生はこれまで約30ケ国を旅されたそうで、「一度は行ってみたい京都絶景庭園」や「しかけに
感動する京都名庭園」、「しかけにときめく京都名庭園」などの著書が大人気です。
皆さまも一度は本屋さんで目にしたことがあるのではないでしょうか?
まず日本の庭園は自然の風景を表したものであるのに対し、西洋では人間の力で自然を支配しようとしたもの
であること、絵画において長谷川等伯や狩野元信の絵では木は幹や枝を中心に、あるいはパーツのみで
あったりするのは、観るものの想像力を刺激しており、日本文化独特のものであるという説明を受けました。
11世紀後半に日本最初の庭図書として『作庭記』ができたことや、鎌倉期の夢窓疎石、室町将軍の作庭好き、
枯山水についてお話をしていただき、さらに江戸時代や明治以降の庭に話が及びます。
今までなんとなく見ていた日本の庭園の深さを知り、とても興味深い講義でした。
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