あなたの基盤はどう?180721 第70号
平成30年7月21日(土)第70号
このたびの西日本豪雨災害で被災された皆様、ならびにご家族・関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
今なお避難されている皆様、復旧作業に従事されている皆様の安全と、被災地の一日も早い復旧を心よりお祈り申しあげます。
* 思わず行ってみたくなる♪文化浴情報
シンプルでありながら奥深い、やわらかな余韻・・・
//bunkayoku.com/point/2018/07/post-95.html
* 身も心もイキイキ!文化浴&ウォーキングコラム
◆知らないでは済まされませ~ん!
知ってください! あなた自身を下支えする大切な基盤構造。
建物は基礎が大事。というのは当たり前のことですよね。基盤構造がしっかりしていてこそ、安心して、その上で暮らすことができるというもの。
ところで、私たち人間の基盤構造ってどんな形をしているかご存知ですか?
知らない?何となく知ってる? 私たちはまるで祇園祭の鉾のように、高層ビルのように、縦長の物体です。しかも最下層にある足は、重心を下げるだけの重みや大きさがない。華奢なつくり。ただでさえ不安定なカタチです。その基盤が難ありだったら?!
・・・こわいですよね。
◆あなたを支える基盤
足裏にはアーチ状に繋がったカメラの三脚のようなものがあります。足裏三点アーチといいます。
本来物体は3本足以上でないと自立して立てません。家具をみてもそうですよね。1~2本足の家具ってありませんよね。私たち人間が2本足で難なく立てる理由は、足裏に三点アーチ(三脚)があるからなのです。
さぁ、ご自身の足を触って確認してみて下さい! 毎日あなたを下支えしてくれている足裏を「ありがとう」って労いながらっ!
まず1点目は踵(かかと)。2点目は親指の付け根にあるふくらみ。これを母指球と呼びます。3点目は小指の付け根にあるふくらみ。これを小指球といいます。この3ポイントが太鼓橋のようなアーチで結ばれているとイメージしてください。
尚且つ、先端には趾(ユビ)という高機能吸盤が1,2,3,4,5!5つ、地面に吸い付くように設置されているから、安定して立ったり、元気よく歩いたり、走ったり、止まったりが出来るのです。それがあなたを下支えする大切な基礎基盤。
◆あなたの基盤は大丈夫?
もし、母指球と小指球の間にタコや魚の目ができていたり、角質が硬くなっていたら・・・それは『開張足(かいちょうそく)』と呼ばれる症状で、アーチの崩れを意味します。
つまり、あなたを支える大事な太鼓橋がたわんでしまっている状態!こわいっ!!
本来当たるはずのないアーチの天部が地面に打ち付けられるわけですから、体が身を守ろうとして、角質やタコという硬い鎧兜をまとうわけです。打ち付けないで~って!!
たわんだ橋に重い物体(ボディ)を乗せて、毎日何千回も地面に叩きつける(歩く)・・・想像しただけでもこわいですよね。外反母趾や内反小趾も同じく、開張足の副次的症状の典型です。
次第に足裏だけの問題にとどまらなくなってきます。ひざ痛、頭痛、肩こり、腰痛・・・開張足になると、5本の指を上手く地面に下ろすことができなくなります。それを『浮指(うきゆび)』というのですが、7月18日放送のNHK「ためしてガッテン」で取り上げられていましたね。
◆ひざ痛・頭痛・肩こり・腰痛の原因は浮指にあり!?
40年前から様々な場所で10万人以上の足形を集めてきた桜美林大学の阿久根英昭教授の調べによると、近年は日本女性の8割、男性の6割が浮指だと、番組で紹介されていました。
実際にナイツの塙さん、井森美幸さんら3人のゲスト陣は皆さん浮指でした。また阿久根先生は、あるお祭りに来た人をランダムに636人足裏調査した結果、正常な人=186人、浮き指の人=450人だったそうです。そして、それぞれの人に膝痛や頭痛はないか質問したところ・・・
【正常な人】 ひざ痛=0人 頭痛=36人 肩こり=36人 腰痛=74人
【浮指の人】 ひざ痛=37人 頭痛=188人 肩こり=283人 腰痛=301人
という結果だったとのこと。
◆改善するには!?
番組で紹介されていた「ひろのば体操」のように、足指を第三関節からしっかりと動かせるようにする習慣は大切です。
しかしそれだけでは不十分。そもそも足トラブルの直接的原因は「合わない靴」や「歩き癖」であることが多く、それらの問題点も改善していかなければ、どれだけ足指体操をしても効果半減なのです。
足裏3点アーチは、あなたの大切な基盤です。 あらためて見直し、補強して下さい。 たくさん歩くのはそれからのこと。
さり気なくPR。
メルマガ「文化浴の森情報便」最新情報をお送りします!
文化浴の森のメールマガジン『文化浴の森 情報便』は、京都の奥深い文化に触れてみたい!一生美しく元気に歩き続けたい!そんな健康に前向きで、京都が好きな人のためのメールマガジンです。