西洞院と黒染体験
キンコンカンコ~ン♪キンコンカンコ~ン♪
京都文化浴大学2018年10月23日(火)の1時間目の後は、昔ながらのレストランおおたやでランチを済ませ、中世文学研究家・吉田究先生の手描き古代地図で町歩きプチ講座を開いて頂きました。吉田先生!ありがとうござます!
予備知識を得たところで、3時間目は烏丸夷川通から四条西洞院付近まで町歩き♪そしてメインは馬場染工業さんでの『黒染体験』!
昔むかし、西洞院通には西洞院川という運河が流れていました。
戦国期には川の水を利用した紙漉き屋や染め屋が集まり、中でもあの宮本武蔵と戦った吉岡憲法が開発した「黒染」は革新的なものでした。
この地は平安時代末期に崇徳院(1119~1164)の御所があった所で「柳の水」という清泉が湧いています。 この水で染め上げるから馬場染工業の黒染は逸品です。
もちろん飲めます。軟水でとてもまろやか!吉田先生いわく、柳の水で淹れる珈琲はフワ~ッと気体のようだそうですよ~!
創業明治3年より代々受け継がれてきた馬場染工業の5代目当主馬場 麻紀さん。
馬場染工業さんではこの深い黒染め技術をお洋服の染め替えに転用され、とてもクールなリメイクが人気です!
//www.black-silk.com/contents/somenaoshi/clothes/
366日の誕生日ごとにふさわしい紋型をご用意くださっていて、皆それぞれ好きな紋とグッズを選び・・・
コツを教えて頂いたら・・・
型をセットして・・・
染料を塗布します。失敗は許されない一発勝負!!
見事!!皆さん大成功!!
因みに私は・・・
粋!
粋!個意ことばは粋!
こうして紋一つひとつに言葉を添えて下さるんですよ~
柳の水の詳しい歴史文化の専門家のお話を聞かせて頂いた後、本能寺跡や小野小町の屋敷跡などを巡って3時間目終了。馬場染工業の皆さん、ありがとうございました!!
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