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** 文化浴の森 情報便 **

平成30年6月16日(土)第65号

 

* 思わず行ってみたくなる♪文化浴情報

3分間お遍路さんの瞑想タイム

//bunkayoku.com/point/2018/05/post-90.html

 

* 身も心もイキイキ!文化浴&ウォーキングコラム

暑くなったかと思えば、昨日はブルっとするほど肌寒かったですが・・・体調崩していませんか?

不安定な気温、鬱陶しい雨・・・嫌ですね。

でも、繊細に季節が移り変わるこんな時こそ、季節感をじっくり感じて、自然本来のリズムとその中で育まれてきた感覚を、研ぎ澄ましてみませんか?

 

◆旧暦さつき

旧暦で言えば今は五月(さつき)。 梅雨に入り、田植えをする季節。 さつきは「皐月」とも書き、「皐」は水辺の平らな地、岸辺のことだそう。また、白い光を放出する様子を表しているとも。あぁ~とゆるやかに声をのばして、魂を呼ぶ声のことも「皐」というそう。

「さつき」の「さ」は接頭語で、神にささげる稲関連を表すという説が有力だそう。田植えの月=稲の苗を捧げる月というわけですね。田植えをする女子のことを「早苗(さなえ)」や「早乙女(さおとめ)」といいますが、その「さ」も同じだそうです。

新緑、水の煌き、光り輝く季節。岸辺に広がる田畑に、田植え歌を歌って田植えをする早乙女の姿・・・ささらを持って豊作を祈り舞う田楽衆の姿・・・そんな光景が浮かんでくるようです。

◆五月雨・五月晴・五月闇

「五月雨(さみだれ)」は梅雨のことだそうです。さみだれの「みだれ」は「水垂れ」のこと。現在、5月(新暦)の快晴を五月晴(さつきばれ)といいますが、旧暦時代は「五月晴れ」といえば、梅雨の晴れ間のことを意味したそうです。

「五月闇(さつきやみ)」という言葉もあるそうで、それは梅雨の陰鬱とした暗さを表します。「闇」といっても夜の闇のみならず、昼夜を問わず、じめじめと薄暗い陰鬱さも表すそうです。

門構えに「音」で「闇」。この字を見ていると、闇の世界は視覚よりも聴覚優位であることを感じます。

◆聴覚

人は五感を使って脳に情報を送っていると言われますが、受け取る情報の83%は視覚に頼っているそうです。次いで聴覚が11%、残りの嗅覚3.5%、味覚1.5%、触覚1%だと言われています。視覚が驚異的に高いのです。

現代人はどんどん視覚のパーセント率が高くなって、その他の感覚の衰えが高まっていると言われています。

聴覚は五感の中でも、原始的な感覚器官。鳥のさえずり、かみなりの音、人の話し声・・・視界にも入っていない、匂いもしないのに、ほぼ正確に位置関係を把握することができます。

普段何気なく行っている、「音から方向を捉える」ということは、実は凄いことなのですね。しかも、上下左右全方位に360度の全天球で音は捉えることができます。

その機能が、生きていく上で「危険を回避する」という、とても大切な役割を担っているのです。

ぽつぽつ・・・ビタビタ・・・ザァーザァー・・・どんな音かな?なんだか少し、五月闇の日が楽しみになってきませんか?

あなたに備わる素晴らしい聴覚を、梅雨時の文化浴で研ぎ澄ましてみませんか?梅雨の陰鬱な環境は、聴覚磨きに最適ですから!!

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◇ 発行・編集:(一社)文化浴の森 澤野ともえ

 

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