文化財の名称:瀧尾神社 本殿拝所正面の彫刻
文化浴の種類:アート浴 彫刻
所在地:京都市東山区本町11丁目718
アクセス:JR東福寺駅、京阪電車東福寺駅より徒歩5分
瀧尾神社の本殿には江戸後期から明治にかけての彫物名家・久山(工山)新太郎さんによる美しい装飾彫刻が数多く施されています。
ねずみからいのししまでの十二支や、龍、鶴、龍、獏、獅子などたくさんの動物や霊獣の彫刻を見ることができます。
この正体不明の彫刻は麒麟のような鳳凰のような、不思議な霊獣のように見えます。
滞在時間の目安:10分
【憂い目と鱗が美しい彫刻】
-こんな時に訪れてみよう!- (美に包まれたい)
-こんな時に訪れてみよう!- (美に包まれたい)
瀧尾神社の本殿はとにかく彫刻が素晴らしく、ずっと眺めていられます。
そのなかでも私は一目惚れしてしまった彫刻がありました。
拝所正面にある謎の霊獣。
麒麟??でも顔周りや足元は鳥のよう。鳳凰?
なんだろう?と、文化浴さんぽで一緒に参拝した方々と上を見上げながら考えるも、答えは出ないままに。
憂いのある目と少し悲しそうにも見える口元で後ろを向くその顔つき。
蛇腹?に美しい鱗。
きれいなカーブの背中のライン。
孤高の存在のような気がして、見れば見るほど見とれてしまいました。
ふと後ろを少しアンニュイに振り向くこのポーズ・・・どこかでよく見ていたポーズだな・・・と思っていたら、実家で飼っていた猫がよくしていたポーズでした。
我が家の猫はまったく孤高な存在ではなかったですが、振り向いたあと「ニャー」とよく鳴いていた可愛い姿を思い出し、この謎の彫刻がさらにいとおしくなりました。
訪問日時:2020年1月18日 記:あやこ
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