文化浴ポイント京都編

 

文化財の名称:白玉椿

文化浴の種類:庭園浴 神社

所在地:京都府京都市右京区梅ケ畑宮ノ口町23

アクセス:市バス「平岡八幡前」 JRバス「平岡八幡」下車 徒歩約3分

高雄山神護寺の守護神として弘法大師(空海)が平安初期、大同四年(809)に創建された、山城国最古の八幡宮。室町期に消失したが足利義満公にて再建されました。
切り妻造り様式の本殿は京都最大級にて、京都市有形文化財に指定されている。

特に足利義満公再建時に描かれたと思われる「花の天井」は女性に人気で、訪れた人々を魅了します。

滞在時間の目安:5分

 
 

【神さまからの贈り物】

-こんな時に訪れてみよう!- (美に包まれたい)

高雄の山中にひっそりと佇む神社。
山道を進むと、おはなし上手な宮司さんの出迎えと共に丁寧な境内の案内が始まりました。

訪れたこの日は最近にしては秋晴れの晴天。宮司さんは「あななた達はラッキーですね!神さまは喜んではる」とひと言。
それを象徴するかのような出来事がこの後起こるだなんて、誰が予想したでしょう…

社務所のお庭には沢山の種類の椿があります。珍しいのが、その名の通り白玉団子のような樹齢200年の「しだれ八重白玉椿」(名、一水いっすい椿)。見頃は3月下旬から4月上旬との事ですが、この日は少しだけ咲いていたのです。
一生懸命写真を撮っていると、、、
そこにひと筋の光が☆
神さまが現れたのです!!
ただの偶然でしょうが、冒頭に宮司さんから神さまのお話しを聞いていたので、わたしはその光を見てすぐに「あっ!神さまだ!!」と思いました。

帰りに宮司さんに「神さまが現れましたよ~」と、写真を見て頂くと、こんなお話しをされたのです。
生前、本殿の修復にご尽力された宮司さんのお母さまの雅号が、翠のひかりと書いて【翠光】すいこうだとの事。
もしかすると、神さまは亡きお母さまだったのかもしれませんね。
感慨深い心情と有難い気持ちになり、すっかりこの地がお気に入りになってしまいました。

写真の椿は中央の花弁の所が見えてしまっていますが、実際の白玉椿はその部分までも白く覆われて、ほんとうにブローチのカメリアのように美しいそうです。

また春に翠光さんに会いに来たいな~と思いました。

訪問日時:2019年10月23日 記:あさみん

 

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