文化浴ポイント京都編

 

文化財の名称:蛙股

文化浴の種類:たてもの浴 神社

所在地:京都府八幡市八幡高坊30

アクセス:京阪電車「八幡市駅」下車 駅前より男山ケーブル利用

千年以上も前から、京都の裏鬼門(西南)を守り続ける石清水八幡宮。
石清水八幡宮は京都府八幡市の男山山頂に鎮座します。

石清水八幡宮は、全国の八幡宮の中でも宇佐八幡宮、鶴岡八幡宮とともに日本三大八幡宮の一社です。

絢爛豪華な本社10棟と附棟札3枚が平成28年に国宝に指定されました。丹色に輝く廻廊は、約180mに及び社殿を囲みます。装飾美に包まれた社殿は稀少な八幡造り。要の軒には織田信長寄進の黄金の樋!本殿を囲む瑞籬(みずがき)は、名工たちによる楽しく可愛い動植物の極彩色彫刻が彩ります。非常に壮麗なパワー溢れる社殿です。

神社の入口付近には、必ず眷属(けんぞく)という神さまの動物のガードマン(護衛)が皆様を出迎えてくれます。例えば、お稲荷さんであれば狐、天神さんであれば牛が。

京の裏鬼門八幡さんを守るのは、さぞ強そうな動物かと思いきや・・・それは可愛らしい鳩なのでした。

滞在時間の目安:5分

 
 

【神さまのガードマン】

-こんな時に訪れてみよう!- (和みたい)

きらびやかな社殿には神様のガードマンがおられるとのこと。
早速目をこらし探してみると...!!
蛙股の中に2羽のかわいい鳩ポッポッ♪
それも八幡さんの八の字、まるでおしゃべりをしているみたいに向かい合わせになっています。

「今日は七五三でよーけ来たはるわ~」
「あ!向こうからえらいべっぴんさんの花嫁さんが歩いて来はるえ~」

そんな会話まで聞こえてきそう。

信長や秀吉、家康までにもきっとかわいがられていたことでしょう。
そんな事を考えるととても心が和みました。

この日はまたまたご朱印を忘れてしまいましたが、ご朱印を頂く際には「鳩の8で!」とお願いすることをお忘れなく~

訪問日時:2018年10月20日 記:あさみん

 

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