文化財の名称:誓願寺 阿弥陀如来像
文化浴の種類:アート浴 仏像
所在地:京都市中京区新京極三条下ル桜之町453
アクセス:阪急京都線河原町駅より北へ徒歩5分
誓願寺は新京極通りに面している浄土宗西山深草派の総本山です。
飛鳥時代に天智天皇の勅願で奈良に創建されました。
その後都が京へ移ると共に西陣へ移ったあと、豊臣秀吉が寺町を作った際に現在の場所に移されました。
ご本尊は阿弥陀如来です。
1864年禁門の変の大火で、阿弥陀様も焼失。
その後の廃仏毀釈の影響もあり、石清水八幡宮極楽寺から移されてきたのが現在の阿弥陀如来様です。
坐像で2.75メートルの大きさがあります。
滞在時間の目安:20分
【ホッと一息に会いに行ける阿弥陀如来様】
-こんな時に訪れてみよう!- (無償の愛にふれたい)
-こんな時に訪れてみよう!- (無償の愛にふれたい)
人通りが途絶えることのない新京極通りから、誓願寺に足を踏み入れると、奥にキラキラ、そしてででーん!と阿弥陀如来さまがいらっしゃいます。
どしっと構えたお姿で、街行く人々をおおらかに見守ってくださっているかのようです。
こんな賑やかな街中にこんな大きな仏さまが!と初めて訪れたときは驚きました。
わざわざ「会いに行きます!」と決め込んでお目にかかる仏さまもいいと思います。
でもこちらの阿弥陀如来さまは街中を歩いていて気軽に何回でも会いに行ける親しみやすい仏さま。
地元の方々にも愛されているのだろうな。
凛々しいお顔が魅力的です。
眼に水晶が入っているからか、とても瞳が美しく心が伝わってくるようです。
人混みの街中を歩き疲れたとき阿弥陀如来様にふっと会いに行って、ちょっと体と心の一服を。
その時々によって、ささっとお参りするもよし、じっくりと対峙するもよし。
心が穏やかになって力をもらえる、そんな阿弥陀如来さまです。
訪問日時:2018年8月 5日 記:あやこ
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