文化財の名称:渉成園 高石垣
文化浴の種類:庭園浴 その他
所在地:京都市下京区烏丸通七条上る
アクセス:JR京都駅より徒歩10分
渉成園は真宗大谷派の本山・真宗本廟(東本願寺)の飛地境内地(別邸)です。
渉成園の名の由来は中国六朝時代の詩人、陶淵明(とうえんめい)の【帰去来辞】の中の「園日渉而成趣」(園は日に渉りて以て趣を成す)という漢詩の一節からきています。
周囲に枳殻(からたち)が植えられていたことからも枳殻邸(きこくてい)とも呼ばれています。
西の門を入ると正面に高石垣があります。
石橋のような長い切石や礎石、石臼、山石や瓦など様々な形をした石が巧みに組み合わされています。
滞在時間の目安:5分
【遊び心たっぷりの高石垣】
-こんな時に訪れてみよう!- (微笑みたい)
-こんな時に訪れてみよう!- (微笑みたい)
色んな種類や形の石が詰まった、お楽しみボックスのような高石垣です。
色んな形の石が組み合わされ、よくここまでうまくおさまったな~、と驚きます。
うまく調和されていて、見れば見るほど味わい深い。
石臼が使われているのがおもしろい。
丸い形がとてもいいアクセントになっています。
巧みに調和しつつも、遊び心たっぷり。
これから向かう素晴らしい園内へと、ワクワクする気持ちを高ぶらせてくれるプロローグにぴったりの高石垣です。
訪問日時:2018年2月17日 記:あやこ
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