文化財の名称:黄檗山萬福寺 総門
文化浴の種類:たてもの浴 寺院
所在地:京都府宇治市五ヶ庄三番割34
アクセス:JRまたは京阪電車宇治線「黄檗駅」より各徒歩5分
黄檗山萬福寺の総門は1661年建立。
中央の屋根が高く、左右の屋根が低い牌楼(ぱいろう)式の中国的な門となっています。
中央の屋根の左右にのせられているのは、インド神話に登場する想像上の動物、マカラ(摩伽羅)。
神々の騎獣(ヴァーハナ)の一種。
マカラをヴァーハナにする神は水と縁の深い神であり、その姿や造形は一致していないが、ワニや魚がデザインの主体となっています。
聖域結界となる入口の門、屋根、仏像などの装飾に使われています。
滞在時間の目安:5分
【異国情緒へと誘う魅惑の総門】
-こんな時に訪れてみよう!- (元気がほしい)
-こんな時に訪れてみよう!- (元気がほしい)
一瞬、ここは日本、京都、宇治市だったかな・・・!?と思うような門構え。
反り返ったフォルムや、味のある色目。
中国のかおりが漂います。
でもなぜか不思議と懐かしい感覚にもなりました。
総門を見たとき、私は絶対にこの萬福寺を好きになるだろう、というワクワクな予感がしました。
その予感は本当で、心がやすらぐ癒されるなぁ・・・とはまたちょっと違うお寺の素晴らしさを発見した気分になったのです。
心をキリッとさせる。磨きにくる。くるくる色んな自分の感情を探す。私にとったらこのような表現がいいのかもしれません。
尊い寺は門から見ゆる(しれる)
総門から始まる萬福寺の物語はおもしろく進んでいきました。
決して壮大な門ではありませんが、その門をくぐった奥を見てみたい!と思わせる非常に味わい深い総門です。
訪問日時:2018年1月28日 記:あやこ
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