文化財の名称:柳谷観音 百万遍大数珠繰り
文化浴の種類:民俗浴 宗教
所在地:京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
アクセス:阪急京都線長岡天神駅より車で15分
柳谷観音(楊谷寺)で毎月17日の縁日に行われている百万遍大数珠繰り。
円陣になった参拝者が巨大な数珠を手に持ち念仏を唱えながら隣の人に順にまわしていくもの。
自身の往生や故人への追善、各種の祈祷を目的としています。
1331年(元弘元年)京の都で疾病が蔓延した際に後醍醐天皇の勅命で、当時知恩寺の住職だった第八世空圓上人が宮中で7日間、百万回の念仏を唱え疾病を鎮めました。
それにより、後醍醐天皇は知恩寺に「百万遍」という称号と大数珠などを授けました。
以来、日本の寺院などで念仏を唱えながら、大数珠を繰る大数珠繰りが行われています。
滞在時間の目安:20分
【みんなでつなぐ幸せな一体感】
-こんな時に訪れてみよう!- (流れを変えたい)
-こんな時に訪れてみよう!- (流れを変えたい)
美しくとてもいい光景だな、と心から感じました。
何十人という参拝者がひとつの大きな数珠を持って、念仏を唱えながら隣の人にまわしていく。
凄い人だったので、私は数珠には少しだけ触れさせてもらい、あとは端からその光景を眺めていました。
だからこそ数珠をまわす方々の臨場感や一体感を客観的にすごいなと感じることができました。
故人への供養、自身や家族の健康や幸福を祈ること。
それぞれ祈ることは違っても、その想いひとつひとつが重なってもっと強い【念】となっていくような不思議な感覚に。
この一体感は大勢だからこそ。
皆さんの念仏を唱える声にパワーをいただきました。
毎月の縁日17日にぜひ!!
訪問日時:2018年6月17日 記:あやこ
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