文化浴ポイント京都編

 

文化財の名称:日向大神宮 参道

文化浴の種類:庭園浴 神社

所在地:京都市山科区日ノ岡一切経谷町29

アクセス:京都市営地下鉄東西線 蹴上駅1番出口より徒歩約15分

ここは京の真東、日の昇る場所。それゆえ、平安京ができるよりも遥か昔に聖地として崇められ、天照大御神(日の神様)のおわす「京のお伊勢さん」となりました。

因みに天照大神の弟は月の神様、月読尊。月読尊は日の沈む京の真西の松尾大社に祀られています。その一直線を結んだ中央に位置するのが、末弟、素戔嗚尊を祀る八坂神社です。

日向大神宮はちょうど、山科から京都への入口でもあり、東海道五十三次終着点。江戸期にはお伊勢参りも兼ねた旅の安全祈願所として、麓にはお茶屋が立ち並ぶほど、旅人たちの送り迎えで賑わったという。

滞在時間の目安:1時間

 
 

【日の神様に集う命のパラダイス】

-こんな時に訪れてみよう!- (爽やかになりたい)

私のヒミツ基地、日向大神宮。新緑とシャガがひらく季節は格別。そんなに広大というわけでもないけれど、ほぼ一日中ゆったり過ごせてしまう。一の鳥居から内宮に向かう参道は、「ようこそ~」って、草花がささやかに出迎えてくれる新緑トンネル。

そうそう、そうなんだ♪何が好きって、草花が豊かだから。通常、神社の境内に樹木はあっても草花を見かけることは多くない。けれどここは違う。それが好き。日の恵みを受けた新緑に包まれて・・・鳥のさえずり、緑の香りが優しい。オフシーズンはオフシーズンで、シンと静まり返った優しさがある。

私には、命の始まりと終わりが爽やかに共存する世界に感じる、パラダイス神社。

訪問日時:2017年4月30日 記:ともえ

 

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