文化財の名称:京都御苑 雅の高倉橋
文化浴の種類:庭園浴 公共
所在地:京都市上京区京都御苑
アクセス:京都市営地下鉄丸太町駅から徒歩10分
京都御所の建礼門から南に向かって広々とした砂利道を歩いていくと見える、九条池にかかる橋。
五摂家(鎌倉時代以降、摂政・関白になる資格を持つ五つの家柄)のひとつであった九条家邸跡地にある。
高倉橋から拾翠亭、庭園、厳島神社が眺められる。
滞在時間の目安:5分
【許しの心を得る橋】
-こんな時に訪れてみよう!- (ゆるりと過ごしたい)
-こんな時に訪れてみよう!- (ゆるりと過ごしたい)
建礼門を見たあと、斜め向かいのベンチに座り、食べようと買ってきたコロッケを食べかけました。
御苑の広大な空気に包まれて、心地よく半分くらい食べたでしょうか・・・突然後ろから飛んできたトンビにコロッケを取られてしまったのです!(皆さま御苑での食べ物には要注意です)
あまりの驚きに、とにかくベンチから立ち去ろうと放心状態で南に砂利道を歩きました。
そうすると立派で風情ある高倉橋が見えてきて、少しホッとした気持ちに。
橋の真ん中まで渡ってしばし池や景色を眺めると・・・九条池に亀の姿がありました。
トンビとあまりに対照的な亀ののんびり泳ぐ姿に気持ちも落ち着きほっこりと。
まぁこんなこともあるか、と肩の力がふうっと抜けていきます。
トンビの一件がなかったら、どんな気持ちでこの橋からの景色を眺めたのでしょうか・・・、そう思うとその時の自分でしか感じられないことばかり。
池の向こうに九条家の茶室で会った拾翠亭が見えます。
厳島神社、庭園、すべての景色が調合して美しいです。
橋を渡り終える頃にはトンビがコロッケ美味しく食べたならまぁいいか!と思ったのでした。
訪問日時:2017年3月11日 記:あやこ
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