文化財の名称:松尾大社の天狗
文化浴の種類:たてもの浴 神社
所在地:京都府京都市西京区嵐山宮町3
アクセス:阪急松尾大社駅から徒歩5分
遥か昔・・・世の中がもっとシンプルだった時代。神といえば、山や海など、自然そのものでした。
ここ松尾山は平安京ができるもっと以前から、人々に山の神として崇められてきた聖地です。今もなお、アニミズムの香り高く、精霊の存在を感じる文化浴空間。
是非とも訪れていただきたい場所が、亀の井の奥にある“霊亀の滝”。マイナスイオンがたっぷり!そしてそして・・・滝に向かって左には、立派なお顔の天狗様がいらっしゃいます。岩肌にお隠れになっているので、目を凝らして見つけて下さいね。
滞在時間の目安:10分
【自分の心が映る、天狗の顔】
-こんな時に訪れてみよう!- (自分をみつめたい)
-こんな時に訪れてみよう!- (自分をみつめたい)
私の産土神、松尾大社。お宮参りから七五三、初詣・・・松尾大社境内のベンチは、私の原点であり、永遠の拠り所。
ベンチから眺める松尾山の緑青は、日常の疲れをすべて洗い流してくれます。そして時々、霊亀の滝を護る天狗様に逢いに行きます。天狗様は山神と深い繋がりがあるそうな。民間信仰として伝承されてきたゆえに、その姿は神であったり妖怪であったり・・・多岐に亘ります。
だからでしょうか?霊亀の滝の天狗様、その時々で、不思議と表情が違うように感じるのです。ある時は穏やかな神のようだったり、ある時は怪しげな目つきだったり・・・勇ましかったり、滑稽だったり。
ふと思いました。天狗のお顔は、今の自分の心を映しているのかも・・・。もしくは、今、自分に必要な心を表しているのかもしれないと。以降、天狗のお顔に、今の自分への気づきを頂くようにしています。
訪問日時:2016年10月 7日 記:ともえ
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