二つの眼差しで、京都を歩く

Photo: Preier Mark Emery

目次

この物語

平安神宮の大鳥居から、平安神宮、そして黒谷へ。

今回は、文化財ストーリーテラーとドイツ人写真家、二つの眼差しで京都を歩きます。

鳥居を見上げる。
参道を歩く。
建物の細部に目を向ける。

いつもなら何気なく通り過ぎてしまう「社寺の入口」も、少し見方を変えると、いろいろなものが見えてきます。

写真を撮ろうとすると、「どう撮ろう?」と立ち止まって、細部を見るようになる。

文化財を見る眼差しと、
写真家が風景を切り取る眼差し。

二つを重ねたら、いつもの京都が、あなたにはどう映るでしょう?

写真を撮りながら、京都を味わう

同じ京都でも、人によって、見えているものは、ずいぶんと違うはずです。

今回一緒に歩くドイツ人写真家マーク・プライヤーさんは、長年京都を愛し、写真を撮り続けてきました。

私たちには見慣れた鳥居や街路樹、お寺へ続く道も、マークさんの眼差しを通すと、

「そう見るんだ?!」

と、思わせてくれます。

Photos: Preier Mark Emery

海外から京都を見てきた人だからこそ気づくもの。写真家だからこそ切り取れるもの。そして、文化財を知ることで見えてくるもの。

違う眼差しに触れると、京都が新しく見えるだけでなく、

私の面白いはコレ。

と、自分の眼差しにも気づくのです。

マークさんから写真家の見方を教わったら、自分でもスマートフォンで撮ってみます。

難しいカメラ技術を学ぶ写真講座ではありません。

スマフォカメラを、いつもの風景をよく見るための道具として…楽しみましょう。

そして私は、大鳥居や平安神宮、黒谷に残る文化財の物語をご案内します。

文化財の見どころを聞いてから撮る一枚と、知らずに撮る一枚では、同じ場所でも少し違って見えるかもしれません。

最後はお寺カフェへ

たっぷり歩いた最後は、金光院の「きまぐれカフェ」へ。

金光院・寺カフェ|冷やし焼き芋パフェ

スイーツをいただきながら、それぞれが撮った写真を見せ合いましょう。

同じ場所を歩いたはずなのに、

「こんなところあった!?」

「これをこんな風に見たのね!」

きっと、そんな時間が生まれると思います。

一人で京都を歩くのも楽しい。

でも、ときには誰かと歩き、自分とは違う眼差しに触れることで、何度も訪ねた京都にも、まだ知らない風景があることに気づきます。

大人になった今だからこそ、そんなつかず離れずの時間もいいものですよね。

文化財を真ん中に、ドイツ人写真家、文化財ストーリーテラー、そして一緒に歩く旅人たち。

いろいろな眼差しを借りながら、最後は自分の眼差しで京都を見つける。

そんな秋の午後をご一緒しませんか。

この「めぐる」の案内人

写真家
Mark Preier(マーク・プライアー)

フランクフルト・アム・マイン生まれ。2006年からの初めての長期日本滞在をきっかけに、本格的に―しかし常に楽しみながら―写真に取り組み始める。2009年、京都での初個展を皮切りに、日本およびヨーロッパ各地で展示を重ねる。これまで京都とその周辺で重ねてきたフォトウォークは、数千回におよぶ。写真作品を見る→

文化浴の森 主宰|文化浴提唱者
澤野友映(さわの ともえ)

文化財修復の家に生まれ、自らも事業にかかわりながら、2006年より、のべ約1万人に文化財の物語を届けてきました。
その経験のなかで、文化財には人の心身を調える力があることを実感し、「文化浴」と名づけた営みを続けています。
それぞれの歩幅で人生が豊かになるように、文化浴の体験と学びを提供しています。プロフィールを見る→

開催のご案内

開催のご案内

開催日:2026年10月4日(日)/10月20日(火)
時間:13:00〜16:00
集合:地下鉄東西線 東山駅改札口
コース:東山駅 → 平安神宮大鳥居 → 平安神宮 →黒谷・ 金光院
歩行距離:約3km
講師:写真家 マーク・プライアー&文化財ストーリーテラー 澤野友映
参加費:3,500円(回数券1回分)
※金光院での飲食代は参加費に含まれておらず、注文は各自支払いとなります。
持ち物:スマートフォンをご持参ください。写真経験は問いません。

※ご関心のある方はどなたでもご参加いただけます。初めての方でも安心してご参加ください。
※回数券をご利用の場合は、1回あたり3,000円となります(回数券18,000円【6回分】1年間有効)

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この記事を書いた人

文化浴の森 主宰|文化浴提唱者
澤野友映(さわの ともえ)

文化財修復の家に生まれ、自らも事業にかかわりながら、2006年より、のべ約1万人に文化財の物語を届けてきました。
その経験のなかで、文化財には人の心身を調える力があることを実感し、「文化浴」と名づけた営みを続けています。
それぞれの歩幅で人生が豊かになるように、文化浴の体験と学びを提供しています。

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