文化財の名称:諸羽神社の狛犬(獅子)
文化浴の種類:アート浴 彫刻
所在地:京都市山科区四ノ宮中在寺町17
アクセス:JRまたは地下鉄東西線「山科駅」より徒歩約10分
諸羽神社は862年に清和天皇の勅命で建立されたのが始まりとされています。
創建当初は付近の諸羽山に降り立ったとされる「天児屋根命(あめのこやねのみこと)」と「天太玉命(あめのふとたまのみこと)」の2神を祀っていたため、「両羽(もろは)大明神」と呼ばれていました。
その後、2柱が6柱に増えたため「両羽」を「諸羽」と改め、現在の神社名の由来となっています。
また諸羽神社は盲目の琵琶の名手、人康親王ゆかりの神社としても知られています。
その諸羽神社の入り口にいらっしゃる向かって右側の狛犬(獅子)です。
滞在時間の目安:5分
【開いた口の形がかわいらしい狛犬】
-こんな時に訪れてみよう!- (キュンと愛でたい)
-こんな時に訪れてみよう!- (キュンと愛でたい)
とても静かな神社でした。
お参りするだけでなく、人康親王が腰をおろして琵琶をひいたとされる琵琶石なんかもあり、境内をまわりながらゆっくりとした時間が流れていました。
そして本題のこちらの諸羽神社の狛犬(獅子)。
フォルムも丸々としてとてもかわいらしいのですが、下から見上げたとき、何よりその開いた「阿形」口元が気に入りました。
私には「なはっ」って声が聞こえてきそうな風に見えてしまって。
狛犬のフォルムや表情を見るのも私の神社巡りの楽しみのひとつ。
ひとけのない静かな神社で、こんなささやかな楽しみもあったとはもうけものです。
訪問日時:2016年5月 3日 記:あやこ
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