文化財の名称:随心院 本堂前の庭園
文化浴の種類:庭園浴 寺院
所在地:京都市山科区小野御霊町35
アクセス:地下鉄東西線「小野駅」より徒歩5分
随心院は真言宗善通寺派の大本山。
991年、弘法大師の8代目の弟子仁海僧正の開基。
位置する小野地区は小野氏の根拠地とされ、小野小町ゆかりの寺としても知られています。
本堂には本尊如意輪観音菩薩坐像などの諸仏が奉安されています。
その本堂の前庭は苔が美しいです。
能の之間や表書院の内から額縁のように、また縁側の様々な角度から楽しめる庭園となっています。
滞在時間の目安:20分
【心落ち着く静かな庭園】
-こんな時に訪れてみよう!- (ゆるりと過ごしたい)
-こんな時に訪れてみよう!- (ゆるりと過ごしたい)
花の色は うつりにけりな いたづらに
わが身世にふる ながめせしまに
学生時代、百人一首を必死で覚えた記憶がありますが、今でもスラスラ言えるのは、柿本人麻呂の和歌とこの小野小町の和歌くらい。
随心院。小野小町ゆかりのお寺。
初めての訪問でしたが、とても気に入りました。
静寂の本堂を参拝してから出ると、そこには緑の世界が広がっていました。
新緑と苔がとても美しかったです。
つつじも咲いて彩り豊かに。
ぼけーっとするのに最適な空間。
新緑の心地よさに癒されました。
背後にはご本尊が見守ってくださっています。
小野小町もこの景色に心癒されていたのかはわかりませんが・・・
なんて贅沢。
心をホッと休めにわざわざ来る価値あり、です。
四季によって様々な顔を魅せてくれるお庭だと思います。
訪問日時:2018年5月19日 記:あやこ
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