文化財の名称:
文化浴の種類:民俗浴 宗教
所在地:京都市西京区嵐山宮町3
アクセス:阪急嵐山線「松尾大社」下車
お酒の原料はいわずもがな、お米です。
古代稲作文化と縁深い松尾大社は、お酒の神さまでもあります。
この地に古代稲作文化を広めた秦一族は、酒造りも得意とし、その文化と産業を築きました。
室町時代以降は「日本第一酒造神」となり、全国の酒造家の信仰が篤いことでも有名です。
松尾大社の亀の井の水をお酒に加えると、お酒が腐らず美味しくなるといいます。
亀は松尾大社にとっての眷属(けんぞく)。眷属とは親しく従う者、妻子や親族、従属をいいます。稲荷大社の狐、天満宮の牛、八幡宮の鳩なども眷属です。
太古の頃、松尾大社の神様が、山城丹波の国を拓くため保津川を遡られる時、急流は鯉、緩やかな流れは亀の背に乗って進まれたと伝えられ、以来亀と鯉は神のお使いとして崇められています。
滞在時間の目安:3分
【幸運をもたらす亀さん】
-こんな時に訪れてみよう!- (和みたい)
-こんな時に訪れてみよう!- (和みたい)
松尾さんでは神の使いと言われている亀さんたちにたくさん出会うことができます。
撫で亀さんや手水舎の亀さんなど、それぞれ表情のちがう彼ら?彼女ら?は、至るところで参拝者たちを歓迎してくれます。
その中でも私の目にとまったのが、この本殿にいらっしゃる亀さん。
なんとなんと!
稲穂で編まれているではありませんかっ!!
思わず「おっ、こんな所にも!」と見つけたことに小さな幸せを感じます。
じーっとみていると、なんだかメロンパンのようにも思えて来ましたが...笑
それにしても甲羅は編み込まれてるし、先が稲穂になっているし、随分手が込んでいるな~とお詣りを忘れそうになるほど見入ってしまったのでした。
こんなにも縁起の良いかめさん達に出会えるなんて☆
たくさんご利益を頂ける松尾さん。
わたしが「松尾」という名字なら真っ先に参拝へ行くこと間違いなし!
皆さんもぜひ、メロンパンの亀さんを見付けてみて下さい。
訪問日時:2018年4月21日 記:あさみん
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