文化財の名称:勝林院 阿弥陀如来坐像
文化浴の種類:アート浴 仏像
所在地:京都市左京区大原勝林院町187
アクセス:京都市バスまたは京都バス 大原駅下車徒歩約15分
大原の勝林院のご本尊阿弥陀如来像。
別名を「証拠の阿弥陀」。
勝林院は天台宗延暦寺の別院。
慈覚大師円仁が天台声明の根本道場として開いたとされ、その後円仁の9代目の弟子、寂源法師がこの地へ移し、山号を魚山としました。
また、1186年顕真が法然上人を招いて浄土教について議論した「大原問答」の地。
仏により極楽浄土ができるかの問答のとき、大光明を放たれたことから、証拠の阿弥陀
と称されています。
阿弥陀如来像の手元には五色の綱(善の綱)が結ばれていて、これに触れると阿弥陀如来と結縁を得られるとされています。
滞在時間の目安:20分
【凛々しく頼もしい阿弥陀さま】
-こんな時に訪れてみよう!- (どっしり構えたい)
-こんな時に訪れてみよう!- (どっしり構えたい)
私は基本的に菩薩様が好きなのですが、こちらの阿弥陀如来像のとても凛々しく堂々とされたそのお姿に圧倒され、いっぺんに好きになってしまいました。
佇まいがキリッと美しい。そして、頼もしい。
そこにいてくださるだけで・・・という大きな安心感があります。
これはもう好みの問題かもしれません・・・?!
女優の羽田美智子さんも著書「私のみつけた京都あるき」でこちらの阿弥陀如来像を中井貴一さん似の凛々しい阿弥陀様だと紹介されています。
中井貴一さん。確かに私、好きです。
訪問日時:2017年5月 3日 記:あやこ
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