文化財の名称:行者橋
文化浴の種類:まちかど浴
所在地:京都市東山区石橋町295−1
アクセス:市バス東山三条から徒歩3分
失敗したら死ななければならない―という修行、比叡山の千日回峰行。
死装束で7年間、ひたすら歩き続ける。
睡眠3時間。食事は少量の精進料理を2食。
クライマックスは、断食・断水に加え、眠っても横になってもいけない9日間の「堂入り」。そして最終年の「京都大廻」。その時、京都入りして最初に渡るのが、白川に掛かるこの細く小さな橋なのだ。
行者橋とも阿闍梨橋とも一本橋ともいう。
滞在時間の目安:3分
【気の流れを変えるなら・・・橋を渡ろう♪】
-こんな時に訪れてみよう!- (流れを変えたい)
-こんな時に訪れてみよう!- (流れを変えたい)
橋を渡る時はドキドキしている自分がいる。
瀬戸大橋は電車に乗りながらでもドッキン!ドッキン!!吊り橋なんてガッキン!ガッキン!!
でも・・・橋が嫌いじゃない。この揺れる不安感が、自身を取り巻く気の流れを揺らし、気分を変えてくれるようだから。
渡り終えた後、爽やかな達成感が心を通る。
この行者橋は、小さいけれど、そんな橋の効果が絶大。
何せ、阿闍梨さんの千日回峰行も重なるから。
バランスを崩せば落っこちる。
それはまるで修行であり人生の縮図のよう。
気を変えてリフレッシュしたいとき、ドキドキを味わいたいとき、千日回峰行の片鱗を感じたいときに!
訪問日時:2016年6月15日 記:ともえ
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