文化財の名称:文子天満宮 多治比文子の像
文化浴の種類:アート浴 仏像
所在地:京都市下京区間之町通花屋町下ル天神町400
アクセス:京都駅から北へ徒歩約10分
祭神に菅原道真を祀る、天神信仰発祥の神社であり、北野天満宮の前身の神社です。洛陽天満宮25社のひとつに数えられています。
道真の乳母であった多治比文子(たじひのあやこ)が、道真亡き後に「われを右近の馬場に祀れ」との道真の託宣を受けて、当時貧しかった文子は、右京七条二坊の自宅に祠を立てて祀ったことが始まりとされています。
その多治比文子の銅像が境内に立てられています。
滞在時間の目安:5分
【文子さんの包み込む優しさ】
-こんな時に訪れてみよう!- (自分をみつめたい)
-こんな時に訪れてみよう!- (自分をみつめたい)
そのお顔を眺めていると、心から優しくて、そして芯はとても強い女性だったのだろうと想像します。
多治比文子様の像はとてもきれいで穏やかなお顔立ちをされています。
道真公の乳母だったという説と、幼い童女だったという説があるそうです。
乳母というにはこの像は若すぎる感じは否めませんが・・・。
道真公を神として祀り、後世私たちまで受け継がれてきている天神信仰を発祥させた女性というからには、この穏やかで優しいお顔立ちからは予想もしない強い祈りや想いがあったのだと思います。
境内は小さな神社で、とても落ち着きます。
「文子守り」や「縁結びね貝(願い)守り」など、お香のいい香りのするお守りもとてもかわいいので、おすすめです。
なにはなくとも、私と同じ名前の「あやこ」さま!
気分が滅入ったとき、節目のとき、なぜだかお会いしにお参りに行きたくなります。
とても特別な気持ちになる、私の大切な場所です。
「あや・あやこ」さんはもちろん、訪れるみんなを包み込んでくれる静かで穏やかで優しい空間です。
訪問日時:2017年5月29日 記:あやこ
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