文化財の名称:青蓮院 一文字手水鉢
文化浴の種類:庭園浴 寺院
所在地:京都市東山区粟田口三条坊町69―1
アクセス:
青蓮院門跡の華頂殿から小御所に向かう渡り廊下の一角にある豊臣秀吉寄進による大きな一文字の手水鉢。
滞在時間の目安:3分
【水面に映る季節と心の移ろい】
-こんな時に訪れてみよう!- (侘び寂びたい)
-こんな時に訪れてみよう!- (侘び寂びたい)
一文字の大きな手水鉢。静かな渡り廊下の一角にあります。水面には、落ちた葉っぱと映る空・・・いと麗しき☆
水面を眺めていると、いつの間にか癒される。僅かな空間に心が洗われるから不思議。
季節の移ろいと共に、水面に映る雲の形も葉っぱの色も移ろうのですね。普段なら意識しないそんなことを、こういう世界ではグッと意識できる。そんなささやかな時間が人生には時々、必要なんだと思います。
数百年もじっと、季節の移ろいを映してきたその一文字の水面は、品格があり、そしてどこか寂し気にも観えました。
訪問日時:2016年11月 3日 記:あやこ
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