文化財の名称:高桐院の参道
文化浴の種類:庭園浴 寺院
所在地:京都府京都市北区紫野大徳寺町73―1
アクセス:大徳寺前バス停から徒歩10分
大徳寺塔頭・高桐院(こうとういん)の参道。約50メートルの石畳と苔と竹垣の参道は、真っ直ぐ凛としていて美しい。
参道とは物語のつかみ(プロローグ)であると同時に、結び(エピローグ)でもあって・・・。単なる道とは違い、社寺の第一印象を担う大切な空間。
高桐院の開基(創立者)は細川忠興(ただおき)。客殿からの楓の庭は春夏秋冬に美しい。忠興の妻はクリスチャンで有名な細川ガラシャ。夫妻が共に眠る墓は、千利休の遺品である灯籠。灯籠の裏には利休が意図的に付けたという傷がある。
滞在時間の目安:5分
【背筋がピン!凛と美しく・・・】
-こんな時に訪れてみよう!- (美に包まれたい)
-こんな時に訪れてみよう!- (美に包まれたい)
参道の美しさに息を飲んだのはここが初めてです。本堂へと向かう高揚感をさらに高めてくれます。
ファッションショーのランウェイさながらの真っ直ぐなこの参道には背筋が伸びた美しい人が似合う。そんな品のある凛とした美しい人に少しでも近づきたいと思いながら、ゆっくりと歩きました。
だら~っとしていた気持ちも一気にシャン!となります。私には「癒し」というよりは「綺麗で品のある人になる」というスイッチを入れるに相応しい場だと思いました。帰り際にもう一度参道を通るとき、また違う季節の美しさを味わいに来ようと思いました。
味わって歩いて3~5分。他に人がいるときは迷惑かからないように。高桐院の中はゆっくりとご自由に。
訪問日時:2016年2月28日 記:あやこ
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