国宝めぐり|美の万華鏡― 智積院・三十三間堂・法住寺

目次

この物語

梅雨の京都・東山に息づく、祈りと美の多彩な国宝の世界をめぐります。

午前は、真言宗智山派総本山智積院へ。

ここには、長谷川等伯一門による壮麗な障壁画(国宝)が伝わります。桃山文化の華やかさと緊張感、ダイナミックで繊細な名画です——。

いつ、どうして、だれのために、どのように描いたのか?5W1Hの切り口から絵を見る視点を深め、その美意識や波乱に満ちた歴史を味わいます。

そして、大書院に身を置き、東山随一と称される静かな名勝庭園をながめ、庭屋一如を体感。

午後は、圧巻の国宝空間三十三間堂へ。

長さ約120m、日本一長い木造建築の内部に並ぶ千一体の千手観音像。

その壮観さに目を奪われるだけでなく、平安時代の情景を想像しながら、建築の特徴や構造美、仏像群・二十八部衆それぞれの豊かな個性に迫ります。

そして最後は——
知る人ぞ知る名刹、法住寺へ。

後白河法皇ゆかりの聖蹟として、親鸞聖人像や四十七士像など、意外な歴史の物語を秘めた静かで美しい庭園に包まれるお寺です。

華やかな国宝の余韻のあとに訪れるからこそ見えてくる、ほんものの静かな祈りと歴史の厚み。

智積院の障壁画、庭園。
三十三間堂の建築と千体仏。
そして法住寺に息づく歴史と静かな祈り。

まるで美の万華鏡のように、絵画・庭園・建築・仏像・歴史・人物・そして祈り。

多彩に、総合的に、日本文化の奥行きを味わう一日です。

国宝めぐり

『国宝』の魅力がよくわからない、単に訪れるだけでなく、深く味わってみたい方へ。
見る眼をもって『国宝』を鑑賞すると、これまで見過ごしてきた価値観や美意識に出会うことができます。知っているようで知らない日本の姿、その奥に流れる技と心。『国宝』は新しい発見に満ち溢れています。

語り手

文化浴の森 主宰|文化浴提唱者
澤野友映(さわの ともえ)

文化財修復の家に生まれ、自らも事業にかかわりながら、2006年より、のべ約1万人に文化財の物語を届けてきました。
その経験のなかで、文化財には人の心身を調える力があることを実感し、「文化浴」と名づけた営みを続けています。
それぞれの歩幅で人生が豊かになるように、文化浴の体験と学びを提供しています。プロフィールを見る→

開催のご案内

募集開催のご案内

この物語は、午前・午後を通して味わう一日の物語としてお届けしております。午前は神護寺。午後は西明寺と高山寺。国宝建築と青もみじに包まれる初夏の京都・三尾を、一日かけて歩きます。

開催日:2026年6月27日(土)
時間:10:00〜16:00頃
集合:京阪七条駅・淀屋橋方面改札口
解散:京阪七条駅界隈
参加費:7,000円(回数券2回分)
実費:1,600円(智積院+三十三間堂+法住寺)

※本講座は文化財ストーリーテラー養成コースの一環として実施していますが、ご関心のある方はどなたでもご参加いただけます。初めての方でも安心してご参加ください。

※イヤホンガイド付きで実施しますので、聞こえづらいことはございません。
※回数券をご利用の場合は、1回あたり3,000円となります(回数券18,000円【6回分】1年間有効)

リクエスト開催のご案内

この物語は、ご希望の日程でリクエスト開催できます。三十三間堂のみ、あるいは智積院のみの物語としてご案内することも可能です。静かに味わいたい方、京都の文化財を深く味わいたい方、研修やご旅行などで、グループでのご案内をご希望される方のための物語です。

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この記事を書いた人

文化浴の森 主宰|文化浴提唱者
澤野友映(さわの ともえ)

文化財修復の家に生まれ、自らも事業にかかわりながら、2006年より、のべ約1万人に文化財の物語を届けてきました。
その経験のなかで、文化財には人の心身を調える力があることを実感し、「文化浴」と名づけた営みを続けています。
それぞれの歩幅で人生が豊かになるように、文化浴の体験と学びを提供しています。

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