文化財鑑賞力講座

文化財を、深く味わえていますか?

「きれい」で終わるのではなく
自分の目で、深く味わえるようになる。

文化財鑑賞力講座は、
文化財を見る眼を育てる講座です。

文化財の名称や背景を知り、
理解を深めながら、
鑑賞の軸を育てていく。

知識を覚えるだけにとどまらず、
実際にその場に身を置き、

「かたち」の奥にある
「わざ」や「こころ」まで
感じ取る眼差しを育てます。

受講後、こんな声が届いています


「帰り道、景色が違って見えました」

「古建築って、こんなに楽しいんだと知りました」

知っているつもりでいた地元を、実はなにも見ていなかったと気づきました」

「説明している自分に、少し驚きました」

「怖く感じていた仏像が、あたたかく感じられるようになりました」

これは、知識が増えたというより、
世界の見え方が変わったという変化です。

文化財との向き合い方|Before / After

Before

  • どこのお寺や神社も、同じに見える
  • 見どころがわからない
  • 写真だけ撮って終わる
  • 古くて、どこか近寄りがたい
  • 「きれい」「すごい」で終わる
  • 自分には語れないと思っている

After

  • 同じ場所でも、違いが見える
  • 見るポイントが自然にわかる
  • 理由をもって「良い」と言える
  • 誰かに話したくなる
  • 体験が記憶に残る
  • 日本の美意識が腑に落ちた

変わるのは、知識量ではありません。
文化財と過ごす時間の質が、
変わっていくのです。

細部に宿る美意識に、気づけるようになる

文化財鑑賞力講座の特徴

ここで学ぶ視点は、聞いたその日から現地で活かすことができます。そして、体験を重ねることで、見る力が静かに、確実に身に付いていくのです。

座学(オンライン)では、文化財と向き合うための基本となる視点を、丁寧に学びます。

こういう視点を、座学で学びます

フィールドワークでは、実物を前に見どころを確かめ、体感していきます。

それぞれのペースや興味に応じて、見る力が育つことを大切にするため、一人ひとりの感じ方や疑問に、丁寧に向き合っています。そこから、カリキュラムにはない生きた学びが豊かに生まれています。

こうして、講座を通して、文化財を見る力が確実に身につくばかりでなく、文化財と過ごす時間が、日常の中でも、これまでとは違う深さを持ちはじめるのです。

文化財鑑賞力講座の概要

本講座は、オンライン座学と現地フィールドワークを組み合わせ、段階的に「見る眼」を育てていきます。

  • 見るための「視点」を学ぶ
  • 実物を前に、見どころを確かめる
  • 本物に触れ、体験として積み重ねる

講座形式

理解と体験を行き来しながら進めていきます。

  1. オンライン座学|全12講座(24時間)
  2. フィールドワーク|全10日・20講座(60時間)
  3. 無形文化財・伝統建築工匠の技|4回(6時間)

1| オンライン座学|12講座(約24時間)

文化財を味わうための
「視点の土台」をつくります。

何から見ればよいのか、どう感じ取ればよいのかを、建築・仏像・美術を、整理して理解していきます。各々のペースで、フィールドワークと連動しながら進行します。

主なテーマ(例)

  • 文化財とは何か(有形・無形)
  • 建築・仏像・美術の基本的な見方
  • 神社と寺院の構造と意味
  • 意匠や素材から読み取る視点

※ 内容と時間は理解の深まりに応じて調整します。

実物を前に学ぶフィールドワーク

2|フィールドワーク|全10日(20講座)

フィールドワークは京都の国宝めぐりを中心に、長期的には2年で100点以上の国宝に触れていく設計です。
実物を前に、座学で学んだ視点を確かめていきます。本コースでは、そのうち1年分(10回)を履修します。
月1回・2講座のペースで、主に第4土曜日に開催。

  • 建築・仏像・美術を総合的に見る
  • 比較しながら審美眼を育てる
  • 視覚のみならず、五感で味わう

「名前を覚える」「違いに気づく」「比べる」この積み重ねによって、審美眼が身体感覚として定着していきます。

3|無形文化財・伝統建築工匠の技|年4回

文化財を支える「人の手仕事」にふれます。
伝統技術や工匠の現場を通して、文化財の背景にある時間と手仕事を学びます。

  • 修理・保存に関わる伝統技術者の現場
  • 伝統技術の背景にある思想や身体感覚
  • ものづくりに宿る時間と知恵

文化財を完成品として見るのではなく、いまも人の手によって支えられている営みとして、捉え直す時間です。

檜皮葺の“わざ”に触れる体験

学びの総時間と密度

  • 座学:24時間
  • 国宝めぐり:60時間
  • 無形文化財・工匠の技:6時間

合計:約90時間

受講期間:1年

1年かけて、無理なく積み重ねていきます。短期集中ではなく、季節とともに学びを重ねていく設計です。見る力が、少しずつ身体に定着していくための必要量として設計しています。

参加方法・募集について

本講座は、少人数制で行っています。
一人ひとりの感じ方や疑問に向き合いながら進めるため、定員を設けています。

ご参加にあたって、専門知識や予備学習は必要ありません。文化財に向き合い、じっくり味わってみたいという気持ちがあれば十分です。

募集状況や日程の詳細は、下記よりご確認ください。

受講費用について

文化財鑑賞力コース(1年)
受講料:180,000円(税込)
(座学・フィールドワーク・資料費を含む)
※ 拝観料・交通費などは別途ご負担ください。

受講相談会のご案内

このコースで身につくのは、文化財を前にして、一般の解説には語られない部分まで、「どこを、どう見ればいいか」が分かる力、そして、徐々に日本古来の美意識が理解できる。

そのため、

  • どんな人に向いているのか
  • どんな関わり方を大切にしているのか
  • 講座の中身は?
  • 講師はどんな人か?

ということを、文章だけではなく、
直接お話ししながら確かめていただきたいと考えています。

現在、オンライン個別受講相談会を行っています。内容や進め方、受講の考え方についてご説明し、ご質問にもお答えします。

無理な勧誘や即決を促すことはありません。
ご自身のタイミングで、「今の自分に必要な学びかどうか」を考える時間としてご利用ください。