文化浴ポイント京都編

 

文化財の名称:天寧寺の額縁門

文化浴の種類:たてもの浴 寺院

所在地:京都市北区寺町通鞍馬口下る天寧寺門前町301

アクセス:市営地下鉄鞍馬口駅から徒歩10分

鞍馬口通から少し南の寺町通り沿いに、曹洞宗の寺院、天寧寺があります。
元は天台宗の寺院があった場所ゆえに、比叡山を一幅の絵のように見せる山門は「額縁門」と呼ばれています。

拝観寺院ではありませんが、山門から境内に入ると、左手に観音堂、その奥には表門と本堂、境内には四季折々の花が咲き、雄大さと繊細さが優しく広がります。

滞在時間の目安:5分

 
 

【囲い込む美 額縁の効果】

-こんな時に訪れてみよう!- (美に包まれたい)

美術館やカフェで良い絵だな~と思う絵は、よくよく観察すると、額縁が、絶妙に絵を引き立てていることが多い気がします。
額縁で絵の表情は確実に変わります。これを額縁効果というそうですが、囲われて見える景色が制限されることで、より集中し、期待感や高級感が高まるそうです。

ここ天寧寺の額縁門は、そんな額縁効果を最大に発揮している典型と思います。比叡山を囲み込むことで、こんなにも感動するとは!まるで比叡山を綺麗な玉手箱に納め、温かい掌から「さぁ、どうぞご覧あれ」って、差し出されているかのようなのです。

静かな住宅街に突如現る!景色のプレゼント。
あなたにも・・・さぁ、どうぞ♪

訪問日時:2017年4月 6日 記:ともえ

 

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