【この記事のポイント】
・現状の観光は“映え”や“人混み”だけで終わりがちでは?
・「文化を伝える人」が圧倒的に足りていない現実。
・パッケージ型観光ではなく、物語と感性を通じて感動を届ける旅を!
・「語り」による文化交流こそが、観光立国日本に求められている本質。
・文化浴の森の「文化財ストーリーテラー」は、その未来を切り開く。
観光立国日本の盲点──感動を届ける“語り”の欠如
最近、通訳案内士の受講生さんからこんな嬉しい報告が届きました。
「清水寺で“屋根の美しさ”をあの角度から伝えたら、外国の方が目を輝かせて“Wow!”と喜んでくれたんです!国を超えて、日本の美のポイントが伝わった瞬間でした」と。
京都の観光地には、人が溢れているのに、
なぜここが世界遺産なのか?工匠たちの魂が込められた見どころはどこか?
その真髄を案内する人がほとんどいない現実。
ユネスコ無形世界遺産としての職人の技や心を、誰も紹介しないまま人波にさらされてしまっている。
「見た」「来た」「映えた」で終わる旅。
それって、ほんとうに“記憶に残る旅”と言えるでしょうか?
このままでは、日本は“文化を語れないまま売り出す”だけの観光立国になってしまう。
そんな危機感を、私は抱いています。

語れる人”が未来をつくる──観光立国日本に必要な次の一歩
海外の方に見どころをちゃんと伝えたいのに、うまく言葉にできない…
それどころか、混雑する観光地で、迷子を出さないように必死だったり、詰め込みスケジュールをこなすのに必死だったりで、文化の中身には触れられないまま、ガイドもお客さんも、ただヘトヘトに疲れて終わってしまうことも少なくないそうです。
訪日外国人が過去最高を記録し続ける今。
“伝え方の質”を高めないと、文化の中身が空洞になってしまう危うさを感じます。
文化浴の森では、文化財ストーリーテラーの育成を通じて、
ただの観光から“心を震わす文化体験”に変わる案内の力を広めています。
いまこそ「語れる人」が必要な時です。
パッケージ化された観光ではなく、
感性と物語で繋がる“新しい日本の旅”を共につくっていきませんか?

映えや物見遊山を超えた「語り」による文化交流こそ、
観光立国として本来開くべき扉ではないでしょうか。
訪日外国人に、“映え”を超えて感動する日本の魅力を伝えませんか?
「人生を整え直したい」と思うタイミングで、
自分の言葉で日本の美しさを語れる人になる。
それは、あなた自身の人生を整える旅にもなると思います。
文化浴の森では、そんな「文化財ストーリーテラー」になれる場をご用意しています。
何かが始まる予感がする方は、ぜひ以下から、ご覧になってくださいね。
文化浴の森では、文化財ストーリーテラー養成講座を開催中です。
あなたの言葉で、日本の文化を届けていきましょう。
「自分の言葉で日本文化を伝えてみたい」
そんな思いが芽生えたあなたへ──
文化財ストーリーテラー養成講座、受講相談会を行っています。
小さな一歩が、人生を整えるきっかけになるかもしれません。