MENU

日本文化を学ぶ旅──“語れる人”がつくる、驚きに満ちた京都の時間

【この記事のポイント】

海外旅行者の「お寺ばかりで退屈」という声があるものの、“語れる人”がいることで旅の印象は一変。
文化財ストーリーテラーは、日本文化を学び、それを相手に合わせて伝えるプロフェッショナル。
・旅先での視点と体験が深まる新しい役割です。
・あなたも、誰かの記憶に残る旅をコーディネートしてみませんか?

目次

1|こんなに行く先々で、新しい驚きがあるなんて!

「京都はどこへ行ってもお寺ばかりで、ちょっと退屈かも」
そんな声を聞くことがあります。でも、それは“日本文化の楽しみ方”を知らないだけ。
実際にそれを証明してくれた嬉しい出来事が、先日あったんです。

先日、文化浴の森の「文化財ストーリーテラー養成講座」の生徒さんから、こんな嬉しい報告が届きました。

案内したのは欧米からのお客様。お客様は日本文化に特別興味があるわけでもなく、「異文化に触れてみたい」という軽い気持ちでのご旅行だったそうです。

しかもその日は、ちょうど葵祭。交通規制や混雑も予想される中、生徒さんは事前に行程を丁寧に調整し、「せっかくなら、ここで“日本文化を学ぶ”視点を届けたい」と、文化財鑑賞のポイントを活かしたコースを提案

訪れる場所すべてに、さりげなく文化の背景や見どころを語り添えると——

「こんなに行く先々で、新しい驚きがあるなんて!」
「あなたに案内してもらって、本当によかった」

そんな言葉をいただけたそうですよ。

2|見るだけでなく、「学ぶ」ことで広がる旅の魅力

日本に来る旅行者の多くは、「有名だから」「写真映えするから」という理由で場所を選びます。京都なら、嵐山の竹林、伏見稲荷の千本鳥居などがその典型。

固定化された観光のイメージに、ちょっとした“物語”や”視点”を注ぐだけで、同じ景色が、まったく別の感動へと変わっていくんですね。

でも実際には、「どう楽しめばいいか」「何を見ればよいか」がわからず、ただ歩いて終わってしまう人も少なくありません。

そこで大切なのが、「語れる人」の存在です。
日本の文化財の素晴らしさを伝えるだけでなく、お客様の関心を丁寧に読み取りながら、その人に合った日本文化の魅力を提案できる存在——それが文化財ストーリーテラーです。

日本文化を学ぶ──そして、届ける力を育てる。

3|日本文化を深く学び、誰かに届ける力を

文化財ストーリーテラー養成講座では、ただの知識ではなく、「どう感じ、どう語るか」を大切にしています。
その力があるからこそ、飽きられがちな寺院巡りも、五感に響く“記憶に残る旅”に変わるのです。

「日本文化を学ぶ」という言葉の先に、誰かに伝え、心を動かす力を育てること。
それが、文化浴の森の目指す学びです。

4|無料冊子プレゼント&相談受付中

「私にもできる?」
「何から始めればいいかわからない…」

そんなあなたのために、
まずは無料で読める電子書籍
『日本の文化を世界へ伝える 文化財ストーリーテラー
身も心もフトコロも豊かにする人生後半の天職とは?』
をプレゼントしています!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

文化財修復業を営む家に生まれ、一般企業を経て、自らも文化財修復の世界へ。
15年間、数多くの修復に携わってきました。

2006年からは、文化財の魅力をもっと身近に伝えたいという思いで、文化講座をスタート。
これまでに受講された方は、のべ9,500人を超えています。

2016年、「足から健康!心に文化浴」をスローガンに掲げ、文化財を“見て歩く”ことで心と体が元気になる効果に着目し、それを「文化浴」と名付けて、一般社団法人文化浴の森を設立しました。

2018年からは、大人のための学び舎「文化浴大学」にて定期講座を開講。
そして2024年10月には、日本文化を“心から心へ”世界に伝える「文化財ストーリーテラー養成講座」をスタートしました。

文化財を語ることで、人生の後半に新たなキャリアと誇りを持てるように。
同時に、文化財そのものの価値も未来へとつなげていけるように。
そんな想いで、日々活動を続けています。

著書に『ウォーキング&文化を楽しむ京都健康さんぽ』(いろは出版)。

文化の宝と出会い、歩いて深呼吸するように、自分自身を発見する。
そんな時間を大切に、これからも“文化浴”を届けていきます。

目次