お寺や神社に行くと、癒された経験・・・ありませんか？

「文化浴」とはお寺や神社などの文化を浴びて、癒しや気づきを得ることです。人は非日常の空間に身を置くと、無意識に五感が刺激され、脳や免疫が活性するようです。

私たちは文化財保護事業に携わる中で、文化財が発する心身への効用を実感し、それを「文化浴」と名付けました。

より多くの人に、文化財に親しんでもらいたい・・・京都が好きな人には、さらに奥深くから京都の文化を好きになってもらいたい・・・と願って、活動しています。

人は自分を取り巻く世界が健やかであってはじめて、芯から健康になれるといわれています。

自然と文化に感謝する世界にはおのずと人が集まり、訪れる人にとっても住む人にとっても、豊かで魅力あふれる町になることを、長い歴史が物語っています。

京都には古来より受け継がれてきた深い文化、四季に溶け込む美しい文化がたくさん存在します。これらの文化は、健全なコミュニティを形成する上で非常に大切な存在です。

私たちは文化浴を通して、貴重な文化の宝を共感しながら、誇りや繋がり、愛情を醸成し、社会の健康に貢献して参ります。