文化財の名称:龍安寺 勅使門 牡丹唐草の欄間
文化浴の種類:たてもの浴 寺院
所在地:京都市右京区龍安寺御陵下町13
アクセス:京福電鉄 龍安寺駅下車 徒歩7分
龍安寺の石庭の東側にある勅使門。
現在は不開門(あかずのもん)となっています。
寛政9年(1797年)の火災で唐門が焼失したため、西源院(龍安寺境内塔頭)か、移築されました。
昭和50年に英国のエリザベス女王夫妻が参拝された際には、この勅使門から入られ、方丈から石庭をご覧になられました。
また欄間の牡丹唐草模様は、枯れ草に牡丹の花と葉を配した模様で、中国盛唐時代に牡丹鑑賞が好まれ、その時代相を反映してこの模様が完成しました。
滞在時間の目安:5分
【優美な心地になれる牡丹唐草の欄間】
-こんな時に訪れてみよう!- (美に包まれたい)
-こんな時に訪れてみよう!- (美に包まれたい)
雨が降ったあと緑のもみじが潤って、とてもしっとりと穏やかな時間がながれてました。
方丈から眺める勅使門と、表から眺めるのとでは、雰囲気が随分と変わるように感じました。
方丈から眺めると、光がきれいに差し込んで欄間の牡丹唐草模様がくっきりととても綺麗に映えます。
表からはとても品があって、艶やかで麗しい印象です。
私は表からの方が好き。
優しい趣きがあり、牡丹の優美な華やかさ、唐草のくるくるとした曲線がとても美しいです。
私はこの勅使門を表から眺めたあと、忘れられない出来事が起こりました。
人のつながり、ありがたさ、なにか起きたときに助け合えること。
唐草は生命力あふれて蔓をのばしていくことから、「繁栄・長寿」などの意味があるそうです。
どうか大切な方々みんなが笑顔で元気に健康でいられますように。今この文章を書きながらしみじみ感じています。
そんな私の思い出深いスポットとなりそうな龍安寺の勅使門。
秋が深まった紅葉の頃にまたぜひ訪れてみたいものです。
訪問日時:2018年9月15日 記:あやこ
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