ブログ

 
 

京都文化浴大学では2019年4月の本格開講に向けて、

只今0期生で実験的な授業を開講しています♪♪

 

12月25日(火)午前は文化財社寺建造物美術修復に携わる

澤野道玄先生による「ひふみよいむなや」。

言葉の文化財について。

20181225blog1.jpg

言語のルーツを決めると言われている「数詞」。

日本の数詞は縄文前期には「1・2・4・8」しかなかった説を聞かせて頂きました。

これは「倍々数詞」「分配数詞」と言われます。

縄文後期になって「3・5・6・10」が加わった。

そして弥生時代になって「7・9」がおそらく高麗語から伝えられたのではないか。

7世紀以降「ひふみよいむなやこと」が完成したという。

これは周辺国にはない特徴だそうです。

20181225blog2.jpg

母音は「a u i」の3音だったものに、「o」が加わり、「e」は一番新しいとか。

子音もハ行ができたのは奈良時代で、それまでは「パ、バ」であったとも。

海人(あま)と呼ばれた倭人が各地に根拠地を持ち、海上輸送を専門にしたこと。

海人は稲作や金属製作技術の伝播、鉱山開発、農民の移住も担った。

そして安曇族や宗像族などの氏族になったという。

20181225blog3.jpg

日本文化の根源を新たな視点で見つめる良い機会になりました。

 

・・・受講生の声・・・

今まで日本語のルーツなど意識しなかった事柄で、興味深かった。

海人の活躍した地名など、身近にもかかわっていておもしろかったです。

 

わかりやすい説明でした。是非、これからも聞きたいです。

数の数え方から海人の言語、神社神さまのご先祖様がいろいろとわかった。

倍々数詞、海人族、たいへん興味深くおききしました。

 

初めて聞くお話でしたが、

その様な成立があることを知ることができ、

賢くなった気分です。

 

「はひふへほ」が一番新しいとはビックリ!

 

海人の役割がただの物流だけではなく、

技術や人を運び、日本のもともとだったのですね。

 

人と分け合うために数字が生まれたことは、

日本人のやさしさの表れと思い、嬉しくなりました。

 

どんどん深くなる話に引き込まれました。

神社の系統(系列)もレジメがあれば。

 

日本語のルーツは文字がなく

未熟なものだと思っておりましたが、

言魂というバックボーンがあり、

渡来人のテニヲハや英語の外来語を取り込み、

海人としての活躍に有効だったと思います。

 

海人とはwho?すごく興味があります。

道玄先生のお話、

古事記や日本書紀とは違う視点からで感激しました。

神戸の住吉神社は我が子のお宮参りの神社です。

由緒あるんだよと言えます。

 

大自然の力と意志が基本となり、更に発動調和する。

数の世界でも自然に活かされている事に感謝致します。

 

言葉の始まり、とても興味深かったです。

倭の国の起源を探りながら、

現代にも使われている数え歌が存在し・・・。

古代と現代との時空感覚を想像するのが楽しかったです。

 

ひふみよに意味があったとはオドロキ!

今年の夏にオーストラリアのカタジュタに行ったとき、

1、2はカタ、あとはたくさんの意味のジュタと聞き、

今日の講座もあわせて数詞に意味があるのにオドロキです。

 

20181225blog4.jpg

昼食はキャンパスプラザ京都前にある「銀ゆば」にて、

プチ忘年会&クリスマス会を行ないましたよ♪

 

☆2019年4月から第1期生が始まります☆

楽しく頼もしい0期生がいるから安心してご受講頂けます!!

心身の健康生活を目指して、一緒に文化浴をしませんか?

 

お仲間大募集!!

詳細はこちら

↓↓↓・↓↓↓・↓↓↓

https://bunkayoku.studio.design/

 

メルマガ「文化浴の森情報便」最新情報をお送りします!

文化浴の森のメールマガジン『文化浴の森 情報便』は、京都の奥深い文化に触れてみたい!一生美しく元気に歩き続けたい!そんな健康に前向きで、京都が好きな人のためのメールマガジンです。

 無料メルマガについて詳しくはこちら