日本の数詞 ひふみよいむなや
京都文化浴大学では2019年4月の本格開講に向けて、
只今0期生で実験的な授業を開講しています♪♪
12月25日(火)午前は文化財社寺建造物美術修復に携わる
澤野道玄先生による「ひふみよいむなや」。
言葉の文化財について。
言語のルーツを決めると言われている「数詞」。
日本の数詞は縄文前期には「1・2・4・8」しかなかった説を聞かせて頂きました。
これは「倍々数詞」「分配数詞」と言われます。
縄文後期になって「3・5・6・10」が加わった。
そして弥生時代になって「7・9」がおそらく高麗語から伝えられたのではないか。
7世紀以降「ひふみよいむなやこと」が完成したという。
これは周辺国にはない特徴だそうです。
母音は「a u i」の3音だったものに、「o」が加わり、「e」は一番新しいとか。
子音もハ行ができたのは奈良時代で、それまでは「パ、バ」であったとも。
海人(あま)と呼ばれた倭人が各地に根拠地を持ち、海上輸送を専門にしたこと。
海人は稲作や金属製作技術の伝播、鉱山開発、農民の移住も担った。
そして安曇族や宗像族などの氏族になったという。
日本文化の根源を新たな視点で見つめる良い機会になりました。
・・・受講生の声・・・
今まで日本語のルーツなど意識しなかった事柄で、興味深かった。
海人の活躍した地名など、身近にもかかわっていておもしろかったです。
わかりやすい説明でした。是非、これからも聞きたいです。
数の数え方から海人の言語、神社神さまのご先祖様がいろいろとわかった。
倍々数詞、海人族、たいへん興味深くおききしました。
初めて聞くお話でしたが、
その様な成立があることを知ることができ、
賢くなった気分です。
「はひふへほ」が一番新しいとはビックリ!
海人の役割がただの物流だけではなく、
技術や人を運び、日本のもともとだったのですね。
人と分け合うために数字が生まれたことは、
日本人のやさしさの表れと思い、嬉しくなりました。
どんどん深くなる話に引き込まれました。
神社の系統(系列)もレジメがあれば。
日本語のルーツは文字がなく
未熟なものだと思っておりましたが、
言魂というバックボーンがあり、
渡来人のテニヲハや英語の外来語を取り込み、
海人としての活躍に有効だったと思います。
海人とはwho?すごく興味があります。
道玄先生のお話、
古事記や日本書紀とは違う視点からで感激しました。
神戸の住吉神社は我が子のお宮参りの神社です。
由緒あるんだよと言えます。
大自然の力と意志が基本となり、更に発動調和する。
数の世界でも自然に活かされている事に感謝致します。
言葉の始まり、とても興味深かったです。
倭の国の起源を探りながら、
現代にも使われている数え歌が存在し・・・。
古代と現代との時空感覚を想像するのが楽しかったです。
ひふみよに意味があったとはオドロキ!
今年の夏にオーストラリアのカタジュタに行ったとき、
1、2はカタ、あとはたくさんの意味のジュタと聞き、
今日の講座もあわせて数詞に意味があるのにオドロキです。
昼食はキャンパスプラザ京都前にある「銀ゆば」にて、
プチ忘年会&クリスマス会を行ないましたよ♪
☆2019年4月から第1期生が始まります☆
楽しく頼もしい0期生がいるから安心してご受講頂けます!!
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