文化浴ポイント京都編

 

文化財の名称:知恩院 御廟

文化財の種類:建造物文化財 寺院

所在地:京都市東山区林下町400

アクセス:市バス知恩院前から徒歩5分

法然上人の御遺骨をお納めしている廟堂。知恩院境内の中でも、ひときわ静かで穏やかな空気に包まれている聖地。春には桜が、秋には紅葉が美しい。

法然上人がお亡くなりになられる前に書かれた一枚起請文の真髄が染み渡る地。御廟には手前の拝殿から、京都市内を一望しながらお参りすることができます。

毎月、法然上人の命日25日に念仏会が行われています。

滞在時間の目安:10分

 
 

【ルーツを感じる聖なる空間】

-こんな時に訪れてみよう!- (無になりたい)

智慧の道を上り、さらに階段を上ると・・・聖なる法然上人御廟の拝殿が見えてきます。
ふんわりとお香の良い香りが漂ってきて、心が落ち着きました。

御廟に手を合わせると、周りの人の足音や話し声がふっと止んで、一瞬、静寂の時。

やはり特別な空間・・・。
自分がここにいることの実感がふと湧いてきて、胸にグッと染みるものがありました。
なぁんにも考えずに今ここにいることを感じるのみ。

そしてそのあとは、永く繋がってきた壮大な歴史に想いを馳せてみました。
時空を超えて、人それぞれ、何か伝わるものがある場所ではないかと思います。

訪問日時:2016年11月 3日 記:あやこ

 
 

文化財の名称:染殿地蔵院

文化財の種類:建造物文化財 寺院

所在地:京都府京都市中京区新京極四条上中之町562

アクセス:阪急河原町駅から徒歩3分

京都の中でも最も賑わう四条新京極。その交差点には140年の老舗、京都甘栗「林万昌堂」があります。そして林万昌堂の奥の扉から外へ出ると、そこが染殿院。

ビルの谷間のオアシスとはまさにこのこと。人混みに疲れたあなたのために、ベンチが一つ。今は小さな世界ですが、天皇家や幕府、空海、夢窓疎石、一遍上人など、様々な身分や宗派を越えて、護持伝来されてきた染殿地蔵院。

小さな空間ですが、お堂の透かし彫りの美しい照明、提灯、織部燈籠や草花が出迎え癒してくれます。子宝を授けてくれるというご本尊の地蔵菩薩は秘仏。

滞在時間の目安:20分

 
 

【栗薫る・・・ビルの谷間のニュートラルオアシス】

-こんな時に訪れてみよう!- (無になりたい)

様々な宗派や立場に護られてきた染殿地蔵院。

いつの時代も何ものにも染まらず・・・静かに和やかに、時代の中心に佇む世界。ある時は清和源氏の源として、ある時は一遍上人の念仏踊の道場として、そして今は世界中の人が行き交う繁華街の中心で・・・。

ベンチに座って文化浴すると、何ものにも染まらないニュートラルな気分に。昼間からほの明るい提灯や透かし彫りの照明が幽玄。

お好み焼きのような香りがしてきたかと思うと、甘栗の薫りを乗せた風が前髪をそよぐ。四条商店会のBGMもちょうどよい。安産子授けの染殿地蔵尊が、草葉の陰から優しく見守ってくれているような気がする。

訪問日時:2016年9月30日 記:ともえ

 
 

文化財の名称:建仁寺 ○△□乃庭

文化財の種類:記念物 名勝

所在地:京都市東山区大和大路四条下る小松町

アクセス:阪急河原町駅から徒歩15分 京阪祇園四条駅から徒歩10分

建仁寺はゆったりたとした空間から、様々なお庭を眺めることができます。

そのひとつ○△□乃庭は、その名の通り三つの形が隠されています。この単純な三つの形は宇宙の根源を示すそうです。禅宗では、四大思想(地水火風)を地(□)水(○)火(△)として象徴したとも言われます。

「柳田國男は三角のおむすびに日本人の心臓の形をみた。三角は死であり、山であり、火である。その山と山のあいだに母胎が潜む。山の端に月輪がのぼり、その光のなかに阿弥陀が立って、四角い田畑と村里をみおろす。月と山と里、この○△□のなかに日本文化が集約される」by篠田知和基著『日本文化の基本形○△□』

滞在時間の目安:10分

 
 

【ぽけ~っと無になる○△□】

-こんな時に訪れてみよう!- (無になりたい)

全方位から眺められるお庭。小さいながらもいろんな角度、違う景色を楽しめました。
まずはぐるっと一周。

禅のことはイマイチよくわからないけれど、とにかく○△□をそれぞれ眺めてみて、そして自分が気に入った場所に座ってぼけ~っと。私は真ん中の○の木に目がいきました。

言ってしまえば単なる小さな1本の木なのだけれど、波紋のような砂紋の○が美しく、吸い込まれます。
風が吹き、木をさわさわと揺らす音と、遠くから響く風鈴の音色がとても心地よい・・・まさにヒーリングミュージック。
日々の雑多なことをすっかり忘れ、何も考えずただぼけっとしました。

いつも気忙しく何か考えてる頭をひたすら空っぽにして、ただ風の音、お寺の古い木の匂いを感じながら。
短い時間でしたが、場所を離れるときにはなんだかスッキリ、いい意味で空っぽになりました。

訪問日時:2016年8月27日 記:あやこ&ともえ

 

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