文化浴ポイント京都編

 

文化財の名称:梨木神社 参道

文化財の種類:建造物文化財 神社

所在地:京都市上京区寺町通広小路上ル染殿町680

アクセス:京都市営地下鉄 今出川駅から徒歩約10分

京都御苑の東隣にある梨木神社の参道。
長さ約250メートル。

梨木神社の御祭神は明治維新の功労者、三條実萬(さねつむ)、実美(さねとみ)父子。実萬はその菅原道真の生まれ変わりといわれたほどの博学者で、早い段階から王政復活を唱えた人物です。

その子である実美は、東京遷都に伴い、京都御所廃止案が持ち上がる中、京都御所を守るべきと明治天皇に進言し、その後の京都の発展にも尽力した人物です。

父子の邸宅跡に建てられた梨木神社には、唯一現存する京の三名水のひとつ「染井の水」があります。甘味のあるまろやかな口当たりです。

また萩の名所でもあり、毎年9月中旬~下旬にかけて「萩まつり」が行われています。

滞在時間の目安:10分

 
 

【緑と静寂と風の参道】

-こんな時に訪れてみよう!- (清らかになりたい)

私はこの文化浴ポイントを書き出すようになってから、お寺や神社での好きなところのひとつが「参道」なのだと気づきました。

鳥居や門をくぐると、空気感がふわっと変わること。もちろん、ガラッと変わるな~!と感じる場所もあります。
そして、参道を一歩一歩歩くと、聖域へ近づいているという感覚。

そんな空気感を楽しみながら、今日はどんなことをお祈りしようかと考えたりしながら歩く参道で、心が自然とリセットされているのだと思います。

この梨木神社の参道は萩などの植物に囲まれた、すうーっと長い道のりです。
日差しと木陰のコントラストも好きなもののひとつ。
静寂の中で風が吹き、植物がさわさわと揺れる時、なんとも言いがたい幸福感に満たされるのです。

訪問日時:2017年11月26日 記:あやこ

 
 

文化財の名称:光縁寺の法話

文化財の種類:無形文化財 その他

所在地:京都市下京区綾小路西入四条大宮町37

アクセス:阪急電鉄「阪急大宮」駅より徒歩3分

「南無阿弥陀仏」、何千年前のインド。

ナムアミターバ アーラミダス ブッダ。それは中国で意味に訳されず、そのまま漢字に当てはめて、「南無阿弥陀仏」とされました。ですから、そのまま読んでも、意味がわかりにくいのです。

そこで光縁寺住職が、わかりやすく、教えて下さいました。

「南無」は、ナマステと同語源。信頼する、尊敬する、帰依する。
「阿」はnot、unable。否定するための冠詞。次にくる言葉を否定します。
「弥陀」は「承知しました(家政婦のミタ)」のミタではなく(笑)、量る。サンスクリット語からラテン語、イングリッシュへと伝わった、メーター、メジャー、メートルの語源。

何を計ることができないのか?それはアミターユス(=命)。父母、爺婆・・・色んな遺伝子、色んな命。アミターバは光。種があって、土があって、雨があって、太陽があって、芽が出て、花が咲いて・・・計り知れない命の数々。

計り知れない命のお陰様で生きている私達。光に敬愛する、感謝する。真実に目覚めた仏に感謝する。

それは、食前の「いただきます」と食後の「ごちそうさま」と全く同じ意味なんですよ。それをカタチに表すことが「合掌」なんですよ。


修学旅行生達に、新撰組の話のみならず、こういったお説法を自らされるご住職。
お寺の数は多かれど、ご法話を聞ける寺院は数少ない。
もしも運よく、ご住職のご都合が合えば、ご法話を聞かせて頂けます。

滞在時間の目安:20分

 
 

【南無阿弥陀仏の意味】

-こんな時に訪れてみよう!- (清らかになりたい)

新撰組ゆかりの光縁寺ご住職は、とても魅力的な方で、ジョークが入るお話は大変面白く、とても興味深い。

外柔内剛の物腰は、山南敬助と良誉上人の絆を受け継がれているかのよう。
わかりやすいから、仏教の真が身に染みる。

知っているようで知らなかった「南無阿弥陀仏」「いただきます」「ごちそうさま」「合掌」。

計り知れない命の連鎖を感じる時、私は大きな何かに抱かれた気がして、ホッとする。それが文化財に触れる時の幸せポイント。

手を合わせ、「南無阿弥陀仏」と口にしたら、遠く離れた遥か昔のインドに通じる気がした。

今朝の朝食はヨーグルトになった牛のお乳と兵庫県産の無花果。遠く離れたペルーやメキシコのブレンドコーヒーの豆。

色んな命に感謝。合掌。

訪問日時:2017年10月17日 記:ともえ

 
 

文化財の名称:六角堂 本堂

文化財の種類:建造物文化財 寺院

所在地:京都府京都市中京区堂之前町248

アクセス:京都市営地下鉄烏丸御池駅から徒歩3分

六角堂の愛称で親しまれる、紫雲山頂法寺(しうんざんちょうほうじ)。

隣のビルwest18の3つあるエレベーターは、一番北(左)側だけ、ガラス張りになっているので、上から本堂の屋根が六角形になっていることを体感できますよ♪

人間には六根、つまり六つの感覚(眼・耳・鼻・舌・身・意)があります。
その六根により、心に煩悩が生じてしまいます。

西国33所や洛陽33所の巡礼地でもある六角堂には、こんなご詠歌が歌い継がれています。

『わが思う 心の内は六つの角 ただ円かれと 祈るなりけり』

滞在時間の目安:10分

 
 

【6つの心の角をまぁるくまるく】

-こんな時に訪れてみよう!- (清らかになりたい)

少し高所恐怖な私、ドキドキしながらエレベーターから六角を望む。
今度は下から、大きな六角ボディの年季を感じて、ぐるりと回る。

自分の中の六つの角を感じながら。
「足るを知る」だよねって昨日、ステキな薬膳師さんと話したことを思い出しながら。
六角堂をぐるりぐるりと回ってマイセルフミキサー。

池の鯉が飛ぶポッチョンの音、石壁を伝い続ける水の音、ほのかなお線香の香り・・・音から情景が浮かび、香りが身を包む。
眼・耳・鼻・舌・身・意・・・それぞれの境界線が消えて、何だかココロがまぁるく一つになって、清められてきた感じ♪

これも六根清浄のうちなのかな~?
こうして感じられる「今」に、感謝。

訪問日時:2017年6月25日 記:ともえ

 

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