文化浴ポイント京都編

 

文化財の名称:大蓮寺の花蓮

文化浴の種類:庭園浴 寺院

所在地:京都府京都市左京区東山二条西入一筋目下ル457

アクセス:地下鉄東西線東山駅から徒歩10分

大蓮寺。お寺の名前そのままに、たくさんの大きな花蓮の鉢が本堂前にあります。

健脚、安産祈願のお寺でもあり、ウォーキングで健康美を目指す女性には、ぜひ訪れて頂きたいお寺。特に蓮の花が咲いている時期がおススメ。仏教では蓮は泥の中から美しい花を咲かせることから菩薩の修行になぞらえたり、極楽に咲く悟りの花とされています。

「蓮は泥より出でて泥に染まらず」という中国の成句がありますが、その葉は水を弾く能力に大変優れ、決して濡れないそうです。あの美しさの秘訣は「弾力」というわけです。ガチガチではなくフニャフニャでもない。まるで蓮の葉のような弾力のある美しい心身が、中庸なる悟りの姿なのかもしれませんね。


滞在時間の目安:10分

 
 

【しなやかな心身を手に入れる】

-こんな時に訪れてみよう!- (美に包まれたい)

私が訪れた5月は残念ながら蓮の花は咲いていなかったのですが、大きな蓮の葉に雨粒がたまり、美しい水滴となって存在感を醸し出していました。

花が咲いていないからもういいか・・・と通り過ぎそうなところを、ちょっといつもより意識して、色んなものを眺めてみると、透明感がある美しい水滴を見つけました。「自分が見つけた~」という嬉しい気持ちになりました。

泥水と気品溢れる蓮の花は一体なんだと鉢を眺めて思えてきます。たくさんの苦労や努力があるからこそ、人も輝けるのだと考えると、蓮の花は仏教と深く関わりがあるのも納得かも・・・と、よくわからないながらにも感じました。

蓮の花が咲く時期にまた必ず訪れて、今度は華やかな美しさを見て、色々感じたいです。

訪問日時:2015年5月17日 記:あやこ

 

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