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平成30年7月14日(土)第69号

このたびの西日本豪雨災害で被災された皆様、ならびにご家族・関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

今なお避難されている皆様、復旧作業に従事されている皆様の安全と、被災地の一日も早い復旧を心よりお祈り申しあげます。

* 思わず行ってみたくなる♪文化浴情報

みんなでつなぐ幸せな一体感に、流れが変わる! http://bunkayoku.com/point/2018/07/post-96.html

* 身も心もイキイキ!文化浴&ウォーキングコラム

◆鉾建て

ちょうど一週間前は、ドシャ降りの雨に不安渦巻く状況でした・・・。まるであの雨が嘘のように晴れ渡る空の下、この一週間、四条烏丸界隈では「鉾建て」が行われました。

長刀鉾、函谷鉾、月鉾、鶏鉾、放下鉾、菊水鉾・・・各町内の会所では朝早くから、3つに別れた真木と呼ばれる鉾の柱を、路上に寝かせた状態で、長さおよそ20mに繋ぎあわせ、作事方などと呼ばれる職人たちが、釘を1本も使わずに鉾の骨を縄だけで固定する[ 縄がらみ」という技法で組み立てます。

町内の人たちによって鉾頭や天王人形が取り付けられると、寝かせていた長~い鉾を立ち上げ、鉾の重心を下げる役割の石持という大きな木材を左右一対に取り付けます。そして、櫓の上に舞台、舞台の上に四本柱、四本柱の上に屋根を組み上げ、舞台の屋根板をはめ込みます。

屋根が完成すると、町内の人たちが懸装品を取り付けます。そして鉾建て最後に、車方によって1輪500キロほどの車輪が取り付けられて完成です。

鉾が完成すると「曳き初め」という試運転。この曳き初めに限り、女性や子供も含めて誰でも参加OKです。

◆2018年の祇園祭の楽しみ方

あっという間に祭ムード。

絢爛豪華な巨大美術館と化した路上は、夢の世界。鳴り響くお囃子に魂が奮い立つ。あの一週間前の不安が一気にかき消される、あまりにも出来過ぎた仕組み。

この出来過ぎの背景に、祇園祭の原点が、「災難」であったことを身をもって感じます。祇園祭千百年の歴史に、幾度の苦しみ、喪失、疲れ、不安、哀しみがあったことかと。脅威に晒された辛い経験、そして、そんな困難にもめげずに立ち向かう普く人の精神の蓄積が、祭の中に溶け込んで、慣習化されていると感じるのです。

昨夜はそんなことを感じながら、仕事帰りに宵山の町をぶらり。路上でビール片手に談笑し合うお勤め帰りの人達の笑顔が、いつも以上に嬉しく、とても輝いて見えました。

今年の梅雨は不安に襲われた方、何ともいえない疲れを感じた方が多かったのではないでしょうか。ちょうど今年は宵山が、前祭は3連休、後祭は土日と重なっています。今まで祇園祭に行ったことない人こそ、是非とも訪れてみてください。

千百年の時をかけて築き上げらてきたものには、予想を遥かに超える浄化作用があります。今のあなたの心身に効くはずです。

さぁ、今日から文化浴の森の祇園祭講座が始まります!

ご参加の皆さんには、普段は味わえないスペシャルなあんなとこ!こんな話!に、半年の疲れを落とし、さらなる英気を養って頂けますよう、精いっぱいご案内申し上げます!

隅から隅までずずずい~っと!乞い願い申し上げ奉りまするヾ(*´∀`*)ノ

 
 
 

平成30年7月7日(土)第68号

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素直な「祈り」は、こころの眼をクリアに開く・・・

http://bunkayoku.com/point/2018/06/post-93.html

 

* 身も心もイキイキ!文化浴&ウォーキングコラム

◆祇園祭の原点

コンチキチン♪ はじまりましたね、祇園祭♪ 7月、京都では古都の夏を彩る祇園祭が1ヶ月間行われます。

平安時代、都では人口密度の高まりに伴って、夏場に前代未聞の大規模な疫病が流行りました。朝廷はこの疫病を、政治の裏で非業の死を遂げた死者の怨霊として祀り、祟りを鎮める「御霊会」を行いました。

しかし、その後も伝染病は続き、さらに全国的に地震や富士山の噴火などの災害が相次いだのです。そこで祇園精舎の守り神である牛頭天王(素戔嗚尊)を勧請し、六十六本の鉾を立て、神泉苑に祈願したのが祇園祭のはじまりです。

祈る心は朝廷ばかりではなく、住民らも体力、財力、学力、技術を投じ、祈り、神輿や山鉾を絢爛豪華なものに仕立て上げ、千数百年かけて風習を培ってきたのです。

立場や身分を越えて町ぐるみで、自然や人を畏れ敬い、自らの傲慢を諭す1ヵ月間。それが祇園祭を楽しむ上での、大切な心得なのかもしれません。

◆祈る心

先日の地震に続き、この記録的な豪雨。私の自宅近くの嵐山渡月橋は、あと僅かで桂川の濁流に呑み込まれそうです。

ただ、ただ、ただ、、、祈るばかりです。

一見非科学的な「祈り」ですが、科学が発達した現代でさえも、天災、人災を前に無力に打ちひしがれ、祈ろうとする心は同じですね。

素朴な「祈り」が心のうちから湧き出ることを、今まさに感じながら、このメルマガを書いています。

◆パニック障害で消えたアイドル

1980年代、アイドルとして活躍していた比企理恵さんをご存知でしょうか? 昨日のTBS系「爆報!THEフライデー」という番組で、テレビ界から消えた比企さんは、長年パニック障害を患い、「人生終わりだと思った」ほど、追い詰められていたと語っていました。

トラックの音が気になって一睡もできない・・・お弁当に入っている人参を誰が作ったのか気になり出したら呼吸困難・・・パニックを起こしたらどうしようと不安になって、さらにパニックになる・・・苦しみの悪循環。

通常、パニック障害は薬やカウンセリングなどで治療していくそうですが、比企さんはあるところへ行くようになって、パニック障害を克服できたといいます。

その、あるところとは?

◆祈りの効力

神社だそうです。友達と一緒に神社にお参りに行ったそうです。そこから調子が上がってきたといいます。

それは医学的にみても、理に適っているようです。「祈る」ことで気持ちを集中させると、脳の前頭前野が活発になるのだそうです。それがパニック障害の原因、偏桃体を抑制することに繋がり、症状が治まっていくというのです。

比企さんは1年間、週に2度、神社に通い続けてパニック障害を克服したそうです。以来すっかり神社の魅力に魅せられ、現在までに400社以上の神社を参拝したとのこと。

私自身もそれには非常に共感します。私自身、最初は仕事上といえど、社寺巡りが習慣になったことで、一瞬にして清々しくなったり、救われたり、希望を持てたり、元気が出たり・・・言葉では表し尽くせぬ恩恵に満たされるようになりました。

そういった経験から、まるで文化財はセラピーだと感じて当法人を設立し、「文化浴の森」と命名しています。

◆脳科学と祈り

「良い未来を創り、新時代の幸福をもたらすのは、究極の利他行動である『祈り』の実践」と言い切るのは、脳科学者・中野信子医学博士。

祈りといっても、それは宗教や信仰に基づいたものではなく、ざっくりと言うと、自分と周りの人々のよい未来を願うことだそうです。

ただし注意したいのは祈りの質。祈りの中にはネガティブな祈りとポジティブな祈りがあり、嫉妬、怒り、恐れ、不安といった感情が込められた祈りは、逆に脳内にストレス物質を分泌します。

これに対して自他すべての幸福を願う前向きな祈りは、脳内に快感物質を分泌させ、心身に好影響をもたらすそうです。

◆敵も含めたみんなの幸せを祈り続ける

最初は自分のことだけであっても、次第に家族、恋人など愛している誰かの幸せを祈るようにして、それができるようになったら、苦手な人や敵も含めたみんなの幸せを祈るようにしてみると良いそうです。

それは、誰かに何かをしてもらいたいという受身で利己的な喜びではなく、積極的で利他的な幸福感。

つまりワールドカップや出世競争、国際問題でも、相手を叩きのめそうと考えず、敵だと思っていた人の幸せも祈れるようになれれば、脳内快感物質はいっそう分泌されるそうなのです。

こうして自己の範囲を拡大し、世界に寄与していると感じられる「祈り」を行えたなら、そこから得られる自己効力感はとても大きくなり、脳にとっての喜びも極大になるわけです。

比企さんはその領域に到達されたのかもしれませんね。

◆今年の祇園祭は・・・

祇園祭で尊ぶ怨霊は、いわば敵。地震、豪雨、伝染病となって姿を現す、恐ろしい不安の塊。その存在を、丁重に祀る儀式はまさに究極の利他の「祈り」。

脳科学的にみても、町ぐるみで一丸となって執り行ってきたことで、町中の人々の脳内に、どれだけの快感物質を分泌させてきたことか!その効果たるや計り知れません。

受け継がれてきた背景には、それ相応の効力や意義があることを感じます。

例年以上に、大規模な天災が多い2018年夏。祇園祭講座を無事に開催できることを祈ります。

開催できた暁には、あらためて千数百年の歴史に織り込まれてきた祭に心から祈り、楽しみたいと思います。ぜひ、脳内快感物質を分泌させて、幸せを共有しましょう!

 
 
 

平成30年6月30日(土)第67号

* 思わず行ってみたくなる♪文化浴情報

ぼけ~っと...花の色は うつりにけりな いたづらに・・・

http://bunkayoku.com/point/2018/06/post-94.html

 

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◆ナニワナデシコ・ランウェイ

先日、近鉄文化サロン阿倍野にて、「いつまでも元気に歩ける足づくり!足・靴・歩行のフットケア講座」3回目を講義して参りました。

自分の足に向き合い、靴や歩き方を見直すことで、いつまでも元気に歩き続けるための基礎が身に付く講座です。これは一生モノのスキルです。

先日は「歩き方」を学ぶ回。 お一人ずつ歩きクセをチェック&アドバイスさせて頂きたく、お一人ずつ歩いて頂きました。

「さながらファッションショーみたいやねぇ!」と、16名の見目麗しきナニワナデシコによるランウェイは大盛り上がり!

そこで発覚したのですが、9割のナニワナデシコに共通していたキケンな歩きクセって・・・何だったと思います?

 

◆ドス!ドス!

ドス!ドス!ドス!ドス! 何と皆さま、勇ましき足音!

ドス!ドス!ド~~~スッ! ドスコ~~~イッ!!

さすがはナニワナデシコ。 大地を割らんばかりの勇ましさ。

それは着地の時に、かかとを地面に打ち付ける足音。

一見、かかとからきちんと着地して、元気よく大股で歩いている・・・イコール、ナイスなのかと思われるかかと着地音ですが、それ、かなり危険ドス!!!

絶対にヤメテ~~~!

割れるのは地面ではなく、自分のかかと、膝、腰・・・ですから!!

想像してみて下さい。毎日何千歩、つまり何千回、重く長い大きな体を下支えする小さなかかとに、勢いよく全体重の衝撃を与えていることを。毎日、何千回もハンマーで叩きつけているようなものです。

それでは、かかとが荒れたり、痛くなって当たり前!膝や腰、全身に響いて当たり前と思いませんか?

あなたも、意外と・・・ドスコイ歩きしているかもしれません。足指の力を鍛え、かかとよりも足指で全身を支えながら、やさし~くかかと着地を!

 

◆猫背

次に多かったのが、猫背。

「首根っこを掴まれる」という表現がありますが、首根っこを掴まれると、どんな動物でも動きが制限され、自由を奪われます。猫背はまさしく首根っこを掴まれた体勢。

つまり、自分で自分の首根っこを掴み、動きづらい、歩きづらい姿勢を作りあげてしまっているのです。

胸元には肺や横隔膜といった、呼吸を司るとても大切な臓器が入っています。息(イキ)は生き(イキ)る源。猫背で胸元を圧迫させながら歩いても、有酸素運動にはなりません。浅い呼吸を繰り返すばかりで、全身の代謝は悪くなり、体力が落ちる一方です。

全国的にみても、ハッキリとご発言することで有名なナニワナデシコですが、とは言ってもやっぱりやまとなでしこなんですね!謙虚さが猫背に表れているのでしょうか。

どうしても視線も下を向けて歩くクセが身に付いてしまっているようなのです。が!控えめは言葉だけにしましょう(笑)!!

視線が少しでも下を向いていると、首根っこ掴まれ体勢になってしまいますから。胸を上げ、20~30メートル先を見ながら、歩きましょう!

 

◆ナニワナデシコ変わる!

というわけで、歩行の基本ポーズをいくつか覚えて頂き、お一人ずつ、歩きクセをアドバイス。

60分後、再び行ったナニワナデシコ・ランウェイでは、何ということでしょう!!

猫背ドスコイウォーキングが、見違えたではありませんか!互いに、「全然違うやん!」「変わったわ~」と賞賛の嵐!

この歩き方を体に覚えさせ、続ければ続けるほど、足の指は強くなります。毎日足指を数千回筋トレするようなものです。毎日数千回第二の心臓をしっかり使えることになるのです!

 

近鉄文化サロン阿倍野では7月6日(金)10:00~、同講座を3回シリーズで開催しますが、すでにお申し込み多数。まだ席はありますが、

その他、リビングカルチャー倶楽部の梅田校、高槻校、枚方校でも7月から、同講座を開講します。詳しくは、こちらをご覧くださいね!

http://www.tomoye-salon.com/blog/2018/06/post-97.html

 
 
 

* 思わず行ってみたくなる♪文化浴情報

宗教と科学。自然と人工。心と物・・・ 一見相反するもののエネルギーバランスをとりながら・・・

http://bunkayoku.com/point/2018/04/-0082.html

 

* 身も心もイキイキ!文化浴&ウォーキングコラム

おはようございます。 関西の皆さん、 先日の地震は大丈夫でしたか?

私は無事だったのですが、茨木市に住む兄の家は、家具や家電が倒壊する程度の被害がありました。地震当日は勤め先の大阪南部から遠回りして、電車やバスを乗り継いで3万歩かけて京都へ帰ってきました。

こういう時こそ家族や友人、人と人の繋がりが何よりも大切だと実感しています。

そして、あらためて東日本大震災、熊本地震で被災された方のことを思っています。他人事にしてはいけない。

皆さんが、一日も早く元気になられますよう、一日も早く復興されますようお祈り申し上げます。

 

◆「方丈記」にみる災害記録

山くづれて川を埋み、 海かたぶきて陸をひたせり。

土さけて水わきあがり、 いはほわれて谷にまろび入り、

なぎさこぐふねは浪にたゞよひ、 道ゆく駒は足のたちどをまどはせり。

いはむや都のほとりには、 在々所々堂舍廟塔、 一つとして全からず。

・・・これは「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」で始まる、鎌倉時代に鴨長明が書いた有名な随筆「方丈記」の一節です。

言わずもがな、「方丈記」はこの世の無常観を綴るエッセイで、清少納言の「枕草子」、吉田兼好の「徒然草」とともに日本三大随筆と呼ばれています。

実はこの「方丈記」、長明が若い頃に京都で体験した大火、辻風、福原遷都、飢饉、地震に関する5つの災害記録の文学としても高い評価を受けています。

先の一節は、元暦2(1185)年、壇ノ浦の戦いの4ヶ月後、M7.4の大地震が京都を襲った時の様子といわれます。

山くづれて川を埋み=山崩れ、海かたぶきて陸をひたせり=津波?琵琶湖か?土さけて水わきあがり=液状化、いはほわれて谷にまろび入り=崖崩れと解釈できます。

 

◆人は今も昔も同じ

また、現代訳「家の中に居れば押し潰されてしまう。走り出れば、地割れに遭遇する。羽が無いから空を飛ぶこともできない。龍ならば雲に乗れるのに・・・。恐ろしいものの中で、最高に恐ろしいのは、地震だと思い知らされた・・・

・・・(塀の下敷きで亡くなった)子を父母が抱えて声のかぎりに泣き叫んでいたのが、あまりにあわれで、悲しい思いで見ていた」とも。

「何日かは強い地震が20~30度も連日発生し、だんだん間遠くなっていったが、結局3ヶ月ほど余震が続いた」とも。

さらに「月日が重なった後には、口に出して言う人もいない」と災害の記憶が風化しやすいことも指摘しています。

 

◆先人の教えを心に

鴨長明はエリート街道を約束された神官の子として生まれたのですが、不運にも若くして父を亡くし、その後も望む地位に就けない波乱の人生でした。

最終的には出家し、日野の山里に「方丈庵」(3メール四方の簡易木製テント)に隠棲し、世の無常を綴ったのが「方丈記」です。

望み通りにいかない人生や愛する家族も肩書も財産も一瞬で奪う戦乱、災害を目の当たりにし・・・辿り着いたのがテント暮らし。理に適っていますね。

今も昔も自然災害の前で人は、無力です。地震の予測ができないのは今も全く変わらない。

先人の教えを心に響かせながら、日本は大昔から、常に揺れ続けてきた国だということを、忘れちゃいけないですね。

 

 
 
 

** 文化浴の森 情報便 **

平成30年6月16日(土)第65号

 

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3分間お遍路さんの瞑想タイム

http://bunkayoku.com/point/2018/05/post-90.html

 

* 身も心もイキイキ!文化浴&ウォーキングコラム

暑くなったかと思えば、昨日はブルっとするほど肌寒かったですが・・・体調崩していませんか?

不安定な気温、鬱陶しい雨・・・嫌ですね。

でも、繊細に季節が移り変わるこんな時こそ、季節感をじっくり感じて、自然本来のリズムとその中で育まれてきた感覚を、研ぎ澄ましてみませんか?

 

◆旧暦さつき

旧暦で言えば今は五月(さつき)。 梅雨に入り、田植えをする季節。 さつきは「皐月」とも書き、「皐」は水辺の平らな地、岸辺のことだそう。また、白い光を放出する様子を表しているとも。あぁ~とゆるやかに声をのばして、魂を呼ぶ声のことも「皐」というそう。

「さつき」の「さ」は接頭語で、神にささげる稲関連を表すという説が有力だそう。田植えの月=稲の苗を捧げる月というわけですね。田植えをする女子のことを「早苗(さなえ)」や「早乙女(さおとめ)」といいますが、その「さ」も同じだそうです。

新緑、水の煌き、光り輝く季節。岸辺に広がる田畑に、田植え歌を歌って田植えをする早乙女の姿・・・ささらを持って豊作を祈り舞う田楽衆の姿・・・そんな光景が浮かんでくるようです。

◆五月雨・五月晴・五月闇

「五月雨(さみだれ)」は梅雨のことだそうです。さみだれの「みだれ」は「水垂れ」のこと。現在、5月(新暦)の快晴を五月晴(さつきばれ)といいますが、旧暦時代は「五月晴れ」といえば、梅雨の晴れ間のことを意味したそうです。

「五月闇(さつきやみ)」という言葉もあるそうで、それは梅雨の陰鬱とした暗さを表します。「闇」といっても夜の闇のみならず、昼夜を問わず、じめじめと薄暗い陰鬱さも表すそうです。

門構えに「音」で「闇」。この字を見ていると、闇の世界は視覚よりも聴覚優位であることを感じます。

◆聴覚

人は五感を使って脳に情報を送っていると言われますが、受け取る情報の83%は視覚に頼っているそうです。次いで聴覚が11%、残りの嗅覚3.5%、味覚1.5%、触覚1%だと言われています。視覚が驚異的に高いのです。

現代人はどんどん視覚のパーセント率が高くなって、その他の感覚の衰えが高まっていると言われています。

聴覚は五感の中でも、原始的な感覚器官。鳥のさえずり、かみなりの音、人の話し声・・・視界にも入っていない、匂いもしないのに、ほぼ正確に位置関係を把握することができます。

普段何気なく行っている、「音から方向を捉える」ということは、実は凄いことなのですね。しかも、上下左右全方位に360度の全天球で音は捉えることができます。

その機能が、生きていく上で「危険を回避する」という、とても大切な役割を担っているのです。

ぽつぽつ・・・ビタビタ・・・ザァーザァー・・・どんな音かな?なんだか少し、五月闇の日が楽しみになってきませんか?

あなたに備わる素晴らしい聴覚を、梅雨時の文化浴で研ぎ澄ましてみませんか?梅雨の陰鬱な環境は、聴覚磨きに最適ですから!!

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◇ 発行・編集:(一社)文化浴の森 澤野ともえ

 

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平成30年6月9日(土)第64号

 

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水面に時空を感じれば・・・梅雨も暑さもしのげる♪

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* 身も心もイキイキ!文化浴&ウォーキングコラム

おはようございます! 梅雨入りしましたね。 不安定な天候が始まり出しましたが、元気に過ごして参りましょうね!

◆世界が注目!最強の寝たきり予防法

6月6日のNHK「ためしてガッテン!」では、今、全世界で注目されている筋肉&血管を強くする!"最強の寝たきり予防法"が紹介されていました。

そこで取り上げられていたのは、定年後、毎日1万歩歩いているご主人と、運動嫌いで社交的な奥様。どちらが寝たりきりリスクが高いと判定されたと思われますか?

・・・何と意外にも!ご主人の方だったのです。

◆その予防法とは?!

従来からとっても大切と言われてきた運動や食事ではなく・・・

ずばり!

人に親切にすること。 人との繋がりを作ること。

それが最強の寝たきり予防法だそうです。前述のご主人は、お一人で黙々と歩いていらっしゃって、定年後、人との繋がりを失っていらっしゃったことが、その判定結果になったようです。

◆人類の歴史の中で作られた共助システム

カルフォルニア大学での研究によれば、人に親切にすることで、体の中の炎症が抑えられるというのです。

「炎症」は、血液中の免疫細胞が病原菌などをやっつけるために必要なのですが、炎症が長く続くと筋肉や血管にダメージを与えます。

その結果、筋力が衰え、動脈硬化から脳卒中や心筋梗塞などの病気になり、寝たきりになってしまいます。

カリフォルニア大学では、1日3回「自分がうれしいことをするグループ」、「人に親切にするグループ」、「世の中の役に立つことをするグループ」に分かれて実験。

その結果、「人に親切にするグループ」の体内では炎症が起こらなくなったそうです。

相手がよりよい方向に変わった時、自身にも喜びと癒しがもたらされ、いっそうよい方向へ変わっていきます。

こうした利他行動は、人間が進化する過程で、「生き残るうえで有利な集団」になるための方法として、発展してきたと考えられています。

「人に親切にする」ということも、「人との繋がり」があってこそ、できることですよね。

イギリスでは今年1月に「孤独担当大臣」が誕生して、国をあげて数百万ポンド(数億円)の予算を付けて、対策に乗り出したほどです。

◆ワイワイしながら○○!

じゃあ、人と繋がっていれば歩かなくていいの?! というわけではありませんよ。

運動がある程度効果があることは明らかですから、一人でしっかり運動するよりも、グループで軽めの運動をする方が、介護予防効果あり。というわけです。

例えばカラオケ好きの人であれば、2人よりも5人くらいでワイワイと歌う。さらにカラオケだけでなく隣のファミレスでワイワイ食べると、相乗的に良いことが起こるのじゃないか?とのこと。

詳しい内容は以下をご覧くださいね。 「人とのつながりチェックシート」も是非お試しあれ♪

http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20180606/index.html

◆文化浴の森でワイワイ!

私自身、長年、多くの50歳以上の人とワイワイと京都のまちを歩かせて頂いています。確かにその時、その後、私自身が幸せに満ちて、心底イキイキします。

もともとは一人遊びが好きで、群れたり集団で騒ぐのが好きではない性格ですから、集団に入る時、結構ストレスを感じてきました。

ですから一人行動の方が平気です。一人カラオケ、一人ファミレス、一人ウェディングのモデルにまで抜擢された経験もありますから(笑)

これを私は孤独とは言わず、自立と捉えています。大人同士が良好に繋がるためには、まずは自立した言動や精神が必要ですものね。

依存的な精神では、例え繋がりを多く持っていてもかえって逆効果でしょう。

私の講座にご参加下さる方はお一人様がほとんどですが、私自身元来そういう性格ですので、お一人様が勇気を出して、講座にご参加下さることが、とても嬉しいです。

そんな方が最初はお一人でも、時空を超えて文化を浴びながら歩くうちに・・・

「綺麗ですねぇ~」「飴ちゃんどうですかぁ」「どちらからですか」「大丈夫ですか」なんて互いにお声を掛け合って、いつしか繋がりあって、ワイワイと歩いています。男女年齢関係なく。

そんな皆さんのお姿を見ながら歩く時間が、私自身、最高の幸せです。皆さんに、まさに、人類の進化で築き上げてきた生存能力の賜物を感じていますヾ(*´∀`*)ノ

人との繋がりを適度に持ちたいな♪ 京都の知らないところを歩いてみたいな♪

少しでも、そう思われる方、どうぞお気軽に、私澤野まで、メッセージをお寄せくださいね。まずは、以下の講座でお会いしましょう(*^▽^*)

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